このまちの高齢者の記憶から生まれた物語が、世代を超えて響く「街の記憶」として、ふたたび舞台へ。
いつかは消え去ってしまう“個人の記憶”を後世へ継承していくことを目的に、北九州に暮らしてきた高齢者の方々のお話をもとに地域の若手劇作家が物語をつくる「Re:北九州の記憶」。市制50周年の2012年にスタートしたこの事業では、10年間で73名の方々にインタビューを行い、89作の作品が生まれました。
子ども時代、青春の日々、初恋、仕事、そして別れ。個人の記憶の中にのみ存在したささやかなひとコマが、舞台上で色鮮やかによみがえり、観客それぞれの記憶として再生される~過去から未来へと紡ぐ演劇的アーカイブ~。
これまで蓄積してきた記憶の物語をもとに、若い世代にも親しみやすい作品として再構成し、北九州の地域性をさらに織り交ぜたレパートリー作品として、新たな“街の記憶”を紡ぐ物語「石炭の走る街」(令和7年初演)を再演します。
過去から未来へー北九州で生まれた物語を、ぜひ劇場でお楽しみください。
【鑑賞支援サポート実施のお知らせ】
本公演は、鑑賞支援サポートを予定しております。
詳細は決定次第お知らせいたします。
あらすじ
ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン——。延々と続く石炭列車が通り過ぎるのを、少年たちは踏切で待っている。学校帰り、本当は帰って店番をしなければならないのに、終わりの見えない列車に痺れを切らし、ついに彼らは石炭列車「セムフ」に飛び乗ってしまう!野球場の女学生、山を見上げる消防団員、防空壕の少年たち……。街を走る石炭列車の上から見えたのは、いつか、どこかの「北九州の街」だった。激動の時代を通り過ぎる列車に乗って、彼らはいったいどこに辿り着くのか——?
脚本・構成・演出
山口大器(集合チキューン)
作
穴迫信一(ブルーエゴナク)、鵜飼秋子(さかな公団)、坂井彩(じあまり。)、藤本瑞樹(二番目の庭)、脇内圭介(ワンチャンあるで!)
出演
青野大輔(非・売れ線系ビーナス、万能グローブ ガラパゴスダイナモス )、有村香澄(劇団こふく劇場)、飯野智子(バカボンド座)、隠塚詩織、宮村耳々(非・売れ線系ビーナス)、森川松洋(バカボンド座)、内山ナオミ(飛ぶ劇場)、寺田剛史(飛ぶ劇場)
お問い合わせ
J:COM北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655(10:00~18:00)
備考
企画・製作/北九州芸術劇場
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
後援/北九州市教育委員会