【協働先 高齢者 × 劇作家 × まち】 Re:北九州の記憶
この街に暮らしてきた人々の“記憶”を演劇で紡ぐ
私たちが記録として知っている「街の歴史」には当然のことですが、私たちの身の回りの、ごくごく個人的なことについては記されていません。ですが、確かに当時を生きた人達はその場所に住んで、日々を暮らしていました。その時代に生きた家族のこと、仕事のこと、結婚のこと……様々なエピソードの「個人の歴史」が集まるとそれもひとつの「街の歴史」になるのではないでしょうか。北九州芸術劇場では、高齢者の方々に若手劇作家がインタビューし、思い出やエピソードを演劇として残していく試みを続けています。
7つのまちの物語~Re:北九州の記憶
2012年にスタートした「Re:北九州の記憶」の第2章として、2024年度から始動。
地域の劇作家が市内7区のまちや、そこに暮らす人々への取材を行い、作家それぞれのオリジナリティを活かした“まちの記憶”の物語を創作します。
各区ごとに2年間かけて取り組み、1年目は、各地域でリサーチやインタビューを行い、そこで出会った人や場所、語られた記憶をもとに戯曲を創作。劇作家同士による「戯曲のブラッシュアップ会」を重ねながら、作品をより深めていきます。
2年⽬は、完成した戯曲を地域の演出家が演出し、取材先の地域でリーディング公演として発表。地域の演劇⼈や、リサーチ・インタビューにご協⼒いただいた⽅とともに作品を育てていきます。
2024~2025年度 門司・若松編
門司編「カラオケ喫茶 キミ」
【作・演出】
穴迫信一(ブルーエゴナク)
【出演】
内田ゆみ、木村健二(飛ぶ劇場)、中川裕可里(飛ぶ劇場)、なかむらさち(ブルーエゴナク)、藤原達郎(飛ぶ劇場/大体2mm)、渡辺明男(バカボンド座)
【公演】
2025年7月4日(金)~5日(土)/カラオケ房 夢こころ(北九州市門司区)
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若松編「若松積日物語」
【作・演出】
寺田剛史(block)
【出演】
文目卓弥(飛ぶ劇場)、飯野智子(バカボンド座)、隠塚詩織、内田暉人、佐藤恵美香(飛ぶ劇場)、はまもとゆゆゆ(月刊むりむりむ〜)、宮村耳々(非・売れ線系ビーナス)、森川松洋(バカボンド座)
【公演】
2025年7月19日(土)〜20日(日)/ウイングプラザ(北九州市若松区)
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作家
穴迫信一(ブルーエゴナク)
坂井彩(じあまり。)
寺田剛史(block)
藤原達郎(飛ぶ劇場/大体2mm)
溝越そら(SKYSCRAPER)
守田慎之介(演劇関係いすと校舎)
山口大器(集合チキューン)
渡辺明男(バカボンド座)
Re:北九州の記憶~未来へつなぐ物語「石炭の走る街」
2012年~2022年の10年間で73名の方々にインタビューを行い、89作の戯曲が生まれました。
これまで蓄積してきた記憶の物語をもとに、若い世代にも親しみやすい作品として再構成し、北九州の地域性をさらに織り交ぜた作品を創作します。
学校鑑賞作品として上演するとともに、地域への愛着や関心を育むことを目指しています。
2025年度(初演)
【脚本・構成・演出】
山口大器(劇団 集合チキューン)
【作】
穴迫信一(ブルーエゴナク)、鵜飼秋子(さかな公団)、坂井彩(じあまり。)、藤本瑞樹(二番目の庭)、脇内圭介(ワンチャンあるで!)
【出演】
青野大輔(非・売れ線系ビーナス、万能グローブ ガラパゴスダイナモス )、飯野智子(バカボンド座)、小関鈴音(ブルーエゴナク)、なかむらさち(ブルーエゴナク)、宮村耳々(非・売れ線系ビーナス)、森川松洋(バカボンド座)、内山ナオミ(飛ぶ劇場)、寺田剛史(飛ぶ劇場)
【公演】
10月17日(金)〜18日(土)/北九州芸術劇場 中劇場
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2012~2022年 「Re:北九州の記憶」これまでの歩み
「Re:北九州の記憶」開始から11年目までのあゆみと成果を検証する、調査研究報告書が完成しました。
これまでかかわってくださった様々な方々のインタビューや10年間の数字データ、専門家によるコラムなどを、テキストやイラストと共にご覧いただける報告書となっています。ぜひご一読ください。
作品創作の流れ
【インタビュー・戯曲執筆】
インタビューにご協力いただける、市内に暮らす70代・80代の高齢者の方々を募集し、この街に暮らしてきた様々なエピソードを伺います。伺ったエピソードをモチーフに作家が新たな物語を執筆します。
【戯曲講座】
出来上がった戯曲を、戯曲講座を通してブラッシュアップし、作品としての質を更に高めていきます。
【上演台本完成・稽古】
複数の戯曲を構成し、上演台本を完成させます。
また、地域の役者とともに公演に向けて1週間~3週間ほどの稽古を行います。
【本番(リーデング公演・演劇公演)】
北九州芸術劇場 小劇場にてリーデング公演もしくは、演劇公演を行います。
※リーディング公演とは・・出来上がった台本を手に持ち読みながら公演を行います。
構成・演出・戯曲講座講師
内藤裕敬(演出家/南河内万歳一座)
1959年栃木県生まれ。南河内万歳一座・座長。高校の時に状況劇場『蛇姫様』(作・演出/唐十郎)を見て芝居の道へ。1979年、大阪芸術大学(舞台芸術学科)に入学。4年間、秋浜悟史教授(劇作家・演出家)に師事。その間、“リアリズムにおけるインチキの仕方”を追求。’80年、南河内万歳一座を『蛇姫様』で旗揚げ。以降、全作品の作・演出を手がける。現代的演劇の基礎を土台とし、常に現代を俯瞰した作品には定評があり、兵庫県立ピッコロ劇団や世界的ピアニスト・仲道郁代との共同企画など、劇団外での作・演出も多数。‘00年読売演劇大賞・優秀演出家賞受賞。最近では、アウトリーチや講演、市民参加型の作・演出や指導に行く機会が多く、全国の公共ホールとの繋がりは深い。また、2015年より母校でもある大阪芸術大学芸術学部舞台芸術学科教授に就任し、特別公演の演出を担当。咲くやこの花高校やピッコロ演劇学校講師を務めるなど、後進の指導も積極的に行っている。(※2022年現在プロフィール)
作家
穴迫信一(ブルーエゴナク)
鵜飼秋子(さかな公団)
大迫旭洋(不思議少年)
坂井彩(さかいあや)
藤原達郎(飛ぶ劇場/大体2mm)
塩津順子(のこされ劇場≡)
寺田剛史(block)
藤本瑞樹(二番目の庭)
守田慎之介(演劇関係いすと校舎)
山口大器(やまぐちひろき)
渡辺明男(バカボンド座)
脇内圭介(飛ぶ劇場)
演出家・作家 対談
戯曲集
この戯曲を上演する場合は、必ず下記までご連絡ください。
北九州芸術劇場 舞台事業課「Re:北九州の記憶」担当 TEL 093-562-2620
公演情報
- [2022年度]北九州芸術劇場+市民共同創作劇「君といつまでも~Re:北九州の記憶~」
- [2021年度]北九州芸術劇場+市民共同創作リーディング「Re:北九州の記憶」
- [2020年度]北九州芸術劇場+市民共同創作リーディング「Re:北九州の記憶」~番外編~
- [2019年度]北九州芸術劇場+市民共同創作リーディング「Re:北九州の記憶」
- [2018年度]北九州芸術劇場+市民共同創作リーディング「Re:北九州の記憶」
- [2017年度]北九州芸術劇場+市民共同創作劇「Re:北九州の記憶」
- [2016年度]北九州芸術劇場+市民共同創作劇「Re:北九州の記憶」
- [2015年度]北九州芸術劇場+市民共同創作リーディング「Re:北九州の記憶」
- [2014年度]北九州芸術劇場+市民共同創作リーディング「Re:北九州の記憶」
- [2013年度]北九州芸術劇場+市民共同創作劇「Re:北九州の記憶」
- [2012年度]北九州芸術劇場+市民共同リーディング「5つの街の話~Re:北九州の記憶~」
関連企画「よむ、記憶~オンライン編~」