作:竹田モモコ×演出:内藤裕敬
「日本の劇」戯曲賞最優秀賞に輝いた傑作『他人』が、北九州に登場!
ーどうして私たちは一緒にいるんだろうー
圧倒的な筆力で観客の心を揺さぶった名作「他人」。
相手を想うからこその小さなすれ違いや、クスッと笑えるやりとりは観終わったあと、大切な人に「ただいま」と言いたくなるような、やさしい人間ドラマです。原日出子、畑中咲菜、平松美紅の3人の俳優で贈る、少し不器用で、愛おしい人たちのガチンコ会話劇。肩の力をふっと抜いて劇場で温かい時間をお過ごしください。
あらすじ
どうも私たちは話しすぎたみたい。
わたしはデザイナーをしながら、小さなアパートで慎ましくも幸せな同棲生活をおくっていた。ところが恋人の入院によって、その生活は一変する。恋人の母(はつ江)が通院のためにしばらくこのアパートに滞在するという。その場に偶然居合わせた元カノ(結海)も、面白がって出入りを始める。ここでは親でもなく、子でもない私たち。普段交わることのない3人は、それぞれ「秘密」の交換をはじめるが……。恋人の母と元恋人と、わたしの奇妙な3人生活が始まった。
作
竹田モモコ
演劇ユニット「ばぶれるりぐる」主宰。作家、役者。
1981年生まれ。高知県出身。2008年から役者として活動を始める。2018年、自身の出身地、高知県土佐清水市の方言「幡多弁」を使用したお芝居を打つべく、演劇ユニット「ばぶれるりぐる」を旗揚げ。以降、定期的に幡多弁を使用したコントやお芝居を発表し続けている。人物描写に定評があり、普遍的な悩みや葛藤を扱いつつも印象はライト。思わず笑ってしまう劇作を得意とする。主な賞歴は2020年『いびしない愛』で第26回劇作家協会新人戯曲賞受賞。2022年『他人』で「日本の劇」戯曲賞 2022最優秀賞受賞。
主な脚本の提供に、NHK地域発ドラマ『島根マルチバース伝』や、青年座第254回公演『ぼっちりばぁの世界』などがある。
演出
内藤裕敬
南河内万歳一座・座長。劇作家、演出家。
1959年栃木生まれ。大学の4年間、秋浜悟史教授(劇作家・演出家)に師事。その間、“リアリズムにおけるインチキの仕方”を追求。1980年、南河内万歳一座旗揚げ。
現代的演劇の基礎を土台とし、常に現代を俯瞰した作品には定評があり、劇団外での作・演出も多数。世界的ピアニスト・仲道郁代企画の異色コンサート『仲道郁代のゴメン!遊ばせクラシック』全国・海外ツアーでの構成・演出。
2012年から10年間、「Re:北九州の記憶」を構成・演出を手掛けた。いつかは消え去ってしまう“個人の記憶”を後世へ継承していくことを目的に、北九州に暮らしてきた高齢者の方々のお話を元に地域の若手劇作家がつくる戯曲の指導も行い、10年間で73名の方々へインタビューを行い、89作の作品が生まれた。
出演
原日出子、畑中咲菜、平松美紅
お問い合わせ
J:COM北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655(10:00~18:00)
備考
企画・製作/合同会社ベアハッグ
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市