生と性の常識を根底からくつがえす
市原佐都子が放つ“宇宙規模”の衝撃作
社会における不可触なタブーや性をめぐる矛盾を、大胆不敵かつ繊細に問いつづけ国内外から熱い視線を集める劇作家・演出家、市原佐都子。今作では家父長制や資本主義、大量生産・消費システムのひずみから生じる不条理や滑稽、そして欲望のグローバルな均一化を、痛烈なQ(クエスチョン)に昇華して突きつけます。
食べるために生殖を管理される畜産、知らぬ間にハメられてしまう性的な文脈、営利至上主義がもたらす劣悪な労働環境…。幾度もくりかえされる「かわいい」のセリフが、玉虫色に意味を変貌させる先に、果たしてユートピアはありうるのか!?
LEDパネルに映し出される字幕、耳から離れない中毒性のある音楽、日本語・韓国語・広東語が交錯するAIボイス――。ポップで「かわいい」独自の世界へあなたを引き込みます。
2025年に京都初演後、東京、ブリュッセル、ウィーン、パリのフェスティバルを巡り、ついに北九州初上陸!国内・世界を魅了する市原作品を、ぜひご体感ください!
あらすじ
“ねこ”は、パパとママとペットと暮らしている。
パパはお肉が大好きだけど、ママも”ねこ”も食べたくない。ある日、ママと“ねこ”が特別な肉料理をつくってパパにプレゼントすると―
作・演出
市原佐都子
劇作家・演出家・小説家・城崎国際アートセンター芸術監督。1988年大阪府生まれ福岡県育ち。桜美林大学にて演劇を学び、2011年よりQ始動。人間の行動や身体にまつわる生理、その違和感を独自の言語センスと身体感覚で捉えた劇作、演出を行う。2011年、戯曲『虫』にて第11回AAF戯曲賞受賞。2018年、KYOTO EXPERIMENT公式プロブラムにて『毛美子不毛話』『妖精の問題』を二本立て上演。2019年、初の小説集『マミトの天使』を出版。同年『バッコスの信女―ホルスタインの雌』をあいちトリエンナーレにて初演し、同作にて第64回岸田國士戯曲賞を受賞。2021年、ノイマルクト劇場(チューリヒ)と共同制作した『Madama Butterfly』をチューリヒ・シアター・スペクタクル、ミュンヘン・シュピラート演劇祭、ウィーン芸術週間、ロームシアター京都(2022年)を巡演。2022年、ロームシアター京都「レパートリーの創造」にて、『妖精の問題 デラックス』を上演。2023年、『弱法師』を世界演劇祭(ドイツ)にて初演。高知・豊岡・東京を巡演後、2024年にフェスティバル・ドードンヌ・ア・パリで上演した。
音楽・サウンドデザイン
荒木優光
衣裳
南野詩恵(お寿司)
出演
バーディ・ウォン・チンヤン、永山由里恵(青年団)、中西星羅、花本ゆか(はなもとゆか×マツキモエ)
お問い合わせ
J:COM北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655(10:00~18:00)
備考
企画制作/ロームシアター京都
レジデンス協力/城崎国際アートセンター(豊岡市)
助成/一般財団法人地域創造
「地域創造連携プログラム」連携館:
豊岡演劇祭、 北九州芸術劇場、那覇文化芸術劇場なはーと
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市