このプログラムでは、子どもたちへの芸術普及活動をテーマに、地域の課題を共有し、演劇やダンスのワークショップを体験しながら、その解決にむけた取り組みを考える3つのステップを実施します。

Step1 ワークショップ体験と事例紹介
第一線で活躍するアーティストやコーディネーターによる演劇やダンスのワークショップ体験や事例紹介から、ワークショップの魅力を深く理解します。

＜演劇＞
日程：10月20日（日）13:00～16:00 　
会場：J:COM北九州芸術劇場　創造工房・稽古場（リバーウォーク北九州6階）
講師：有門正太郎、吉松寛子＊、山下璃奈＊
＜ダンス＞
日程：11月17日（日）13:00～16:00　
会場：J:COM北九州芸術劇場　創造工房・稽古場（リバーウォーク北九州6階)）
講師：セレノグラフィカ、久保田菜々子

Step2　アウトリーチ視察
実際の学校アウトリーチの現場を視察し、子どもたちの反応やアーティストの手法に触れることで、ワークショップで大切にされている視点を学びます。

※次の候補日程のうちのいずれか１～２日間程度（別途調整の上、決定します）
日程：10/28（月）、29（火）、30（水）、31（木）、11/5（火）、6（水）、7（木）、12（火）、13（水） 、25（月）、26（火）
会場：北九州市内の小・中学校、特別支援学校

Step3　企画立案プログラム
地域課題を可視化し、ディスカッションを通じて解決策を立案します。また、参加者同士のつながりを深め、今後の活動を考える機会とします。

日程：1月13日（月・祝）13:00～16:00
会場：J:COM北九州芸術劇場　創造工房・稽古場（リバーウォーク北九州6階）
講師：有門正太郎、龍亜希＊

＊・・・北九州芸術劇場スタッフ

有門正太郎（劇作家・演出家・俳優）
俳優・演出家・劇作家。1975年生、福岡県北九州市出身。倉本聰主宰「富良野塾」、泊篤志代表「飛ぶ劇場」を経て、2005年「有門正太郎プレゼンツ」を旗揚げ。「笑顔になれば何でもできる」が合言葉。俳優として様々な全国ツアー公演などに参加。最近は全国各地で市民参加劇の作・演出、小中学校でもアウトリーチ活動をしている。2016年佐藤佐吉賞優秀主演男優賞受賞。（一財）地域創造リージョナルシアター登録派遣アーティスト。

セレノグラフィカ（振付家・ダンサー）
関西を拠点に幅広く活動を展開する男女二人組のダンスカンパニー。多様な解釈を誘発する不思議で愉快な作風と、緻密な身体操作が持ち味。「身体と心に届くダンス」をモットーに全国各地でワークショップやアウトリーチに多数取り組み、地域の劇場との協働事業や他ジャンルのアーティストとのコラボレーションを通して、身体感覚の覚醒と幸福感の関係を追究。
（一財）地域創造「公共ホール現代ダンス活性化支援事業」登録アーティスト。
セレノグラフィカHP

久保田菜々子（NPO法人芸術家と子どもたち コーディネーター）
1989年東京生まれ。国際基督教大学卒。学校現場のITコンサル会社に勤務後、2014年～NPO法人芸術家と子どもたちのコーディネーターとして活動。近年では主に少年院等でのアーティスト・ワークショップを担当。また、2児の子育てをしながら地元にて「ぽまるのおうち」を立ち上げ。アートを介して地域の人々がゆるやかに繋がることを目的に、アートワークショップイベントの企画や、子どもの居場所の運営を行う。社会福祉士。