「再生」北九州バージョン、出演者オーディション実施!
2006年に初演、30分の物語を3回繰り返す、という特異な構造で演劇界の常識を覆した東京デスロックの「再生」。以降様々なバージョンで日本全国、そして韓国のソウルでも上演され話題を呼んだ作品が、2022年7月北九州芸術劇場に初上陸します。今回は東京デスロックによる劇団バージョンの上演に加え、地域の演劇人と共に2週間の滞在制作でつくる北九州バージョンを同時上演。まったく同じ演技を“再生する”という行為を主眼とし、俳優にとって非常に刺激的な挑戦の場となる今作、ぜひご参加ください!
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この作品は常に「生きていること」を扱っています。構造は単純で30分の芝居を3回繰り返しながら、再生できない時間や命を描きます。生きていることを表現するのに生きている身体を超えるものはありません。それはこれまでも、そしてこれからも演劇が持つ使命だと思っています。
北九州では久々の作品上演になります。現地バージョンでは、今ここで生きていることを、繰り返し、繰り返せず、それでも進みゆく北九州の時間と命を、演劇を使ってライブしたいと思っています。ぜひ演劇と北九州への愛とリアリティをもってご参加ください。
東京デスロック主宰 多田淳之介
新型コロナウイルス感染拡大予防に関するご参加の皆様へのお願い、当劇場の対応等についてはこちらをご確認いただき、あらかじめご了承のうえお申し込みいただきますようお願い申し上げます。
作・演出
多田淳之介
1976年生まれ。神奈川県出身。演出家。東京デスロック主宰。古典から現代戯曲、ダンス、パフォーマンス作品まで幅広く手がけ、現代社会に於ける当事者性をアクチュアルに問い続ける。公共ホールや自治体、フェスティバルなどのアートディレクターを歴任し、全国の学校や文化施設での創作やワークショップ、韓国、東南アジアとの国際共同製作など幅広く活動する。2014年韓国の第50回東亜演劇賞演出賞を外国人として初受賞。東京芸術祭共同ディレクター/ファームディレクター。四国学院大学、女子美術大学非常勤講師。
オーディション日程
4月2日(土)、3日(日)両日10:00~21:00(予定)
稽古・本番日程
<稽古>(予定)
6月28日(火)~7月7日(木)平日19:00~21:30/土日13:00~21:00、7月8日(金)~10日(日)終日
<本番>
7月9日(土)、10日(日)
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市