意味を超えた身体。康本雅子が解き放つ「全身でダンスを観る感覚」
1999年よりダンサーとしての活動を開始し、国内外での作品上演のほか、演劇、音楽、映像、ファッション界等、多岐のジャンルで活躍してきた康本雅子。
創作活動の一時休止から活動再開を経て、康本が次に挑戦したいと考えたのは「ダンスの原点を見つめ直し、身体を見る感受性を取り戻す」こと。ダンスを何かを表現するための手段として用いるのではなく、各ダンサーの個性を最大限に活かした緻密な振り付けを限界まで踊りきった先にある、意味や記号を超えた身体=より生々しい、ピュアな身体を提示することを目指します。
頭だけではなく「全身でダンスを観る感覚」を観客の中に呼び覚まし、その想像力を解き放つ異彩のダンスに、ぜひご期待ください。
「欲望も抑圧も、産まれた時からお皿に並べられていて、好きも嫌いもないままについ手が伸びちゃう程には食っちゃ寝て、その分大きくなったら誰かに食べられて、どんどこシェアされて循環してるこの体の緑。かなり。」
作・振付
康本雅子
音楽提供
オオルタイチ
出演
小倉笑、菊沢将憲、合田有紀、小山まさし、鈴木春香、辻本佳、泊舞々、康本雅子
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655(10:00~18:00)
備考
主催/ペーハー、康本雅子
提携/北九州芸術劇場