甘くて残酷な思春期
思春期の少年少女たちの性の目覚めや心の葛藤を赤裸々に描いた、ドイツの劇作家フランク・ヴェデキントの問題作を原作版ストレートプレイとして白井晃が演出。少女ヴェントラと関係し妊娠させてしまう主人公メルヒオール役を演じるのは、舞台初主演を果たす志尊淳。相手役に大野いと、友人で作中重要な役割を担うモーリッツ役に栗原類を迎える。
ストーリー
ドイツの中等教育機関で学ぶ優等生のメルヒオール、友人で劣等生のモーリッツ、幼馴染のヴェントラ。ある日の帰り道、メルヒオールはモーリッツに『子供の作り方』を図解で説明すると約束する。成績のさえなかったモーリッツは、学校での過度な競争にたえられず米国への出奔を企てるものの果たせず、将来を悲観して自殺する。一方、メルヒオールは半ば強姦のようにヴェントラと関係し、ヴェントラを妊娠させてしまう。自殺したモーリッツの遺品からはメルヒオールのメモが見つかり、ヴェントラとの事も発覚。自殺の原因とされたメルヒオールは親に感化院に入れられてしまい……。
原作
フランク・ヴェデキント
翻訳
酒寄進一
音楽
降谷建志
構成・演出
白井晃
出演
志尊 淳、大野いと、栗原 類
小川ゲン、中別府葵、北浦 愛、安藤輪子
古木将也、吉田健悟、長友郁真、山根大弥
あめくみちこ、河内大和、那須佐代子、大鷹明良
出演者コメント映像
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655(10:00~19:00)
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
助成/平成29年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業