より面白く。より分かりやすく。シェイクスピアの魅力を存分に味わえる人気シリーズ、20周年記念公演!
フォーメーションを変える机とイス、その間を俳優たちが動きまわれば、そこはもう宮殿や森、戦場に早変わり!シンプルな舞台装置、遊び心満載の演出で人気を博す、“子供のためのシェイクスピア”シリーズが今年で20周年を迎えます。アニバーサリーイヤーの今作は、『to be or not to be,that is the question〈このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ〉(小田島雄志訳)』の名台詞でもお馴染み、シェイクスピア生誕450周年を迎えても色褪せない四大悲劇の1つ「ハムレット」。より面白く、より分かりやすくと毎年工夫を重ね進化してきたシリーズの集大成を目指します。子どもから大人まで誰にでもわかりやすく、私たちの感性を刺激し続ける“子供のためのシェイクスピア”。シェイクスピアデビューにもおススメです!
受賞歴
1999年度湯浅芳子賞
2002・2003・2009年度厚生労働省児童福祉文化賞
2010年度紀伊國屋演劇賞 団体賞(華のん企画)
2012年度厚生労働省児童福祉文化賞特別賞(受賞者:山崎清介)
あらすじ
デンマークの王子ハムレットは、父王急死のすぐあとに、母ガートルードが叔父のクローディアスと再婚したことにショックを受け、深い苦悩のうちにあった。ある夜、ハムレットの前に父の亡霊があらわれ、クローディアスが王位を奪うために自分を殺したのだと知らされる。ハムレットはクローディアスに復讐を誓い、敵の目をあざむくため狂気を装いながら機会をうかがう。恋人オフィーリアスにさえ本心を明かさないハムレットに深く傷つくオフィーリア。身の危険を感じたクローディアスはハムレットを亡き者にしようと企てるが・・・
作
W.シェイクスピア~小田島雄志翻訳による~
脚本・演出
山崎清介
出演
伊沢磨紀、福井貴一、山口雅義、戸谷昌弘、佐藤あかり、若松力、宮下今日子、斉藤悠、長谷川祐之/山崎清介
関連企画
「スズの兵隊」「ハムレット」絵本朗読会
子どもの頃から質の高い舞台芸術に触れて欲しい、という思いを込めて行っている北九州芸術劇場の「大人も一緒に子どもたちの劇場シリーズ」。今年も子どもたちの好奇心と想像力をくすぐる、そして親子で一緒に楽しめる様々な演目が登場します。
今回、公演に先立ち、作品の魅力を紙芝居と絵本で楽しむ「朗読会」を行います。読み手は、北九州で活動する役者の白石萌さん。紙芝居・絵本を通して物語を知り、それがどんな風にお芝居になるのか想像を巡らせて頂ければと思います。
読み手:白石 萌
日時:2014年7月12日(土)11:00~11:45ごろ
会場:アートライブラリー (リバーウォーク北九州5F)
対象:4歳以上 ※小学3年生以下は保護者同伴のこと
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市、北九州市教育委員会