
市民とつくる演劇2024「キタゲキ劇団」
期間限定の市民劇団、演劇に挑戦!
劇場では開館当初より、地域の表現者や市民との作品創作を継続して実施しています。開館20周年を迎えた2024年は、劇場のローカルディレクターであり、地域で劇団活動も行う泊篤志・守田慎之介が市民との期間限定劇団を結成。面接で集まった市民参加者とともに、既存の戯曲に参加メンバーのエピソードも交えた新バージョンとして創作しました。
「もやもや 2 週間」

作・演出:泊篤志
「飛ぶ劇場」代表、劇作家、演出家。北九州市出身。1998年『生態系カズクン』で第3回劇作家協会新人戯曲賞を受賞。2002年、北九州市民文化奨励賞を受賞。現在、北九州芸術劇場のローカルディレクターとして九州演劇界の底上に努めている他、美術館とコラボレーションしての作品創作、オペラの構成・演出、書道パフォーマンスの演出、「東アジア文化都市 北九州」では閉幕式典の演出を手掛けるなど、近年、演劇というジャンルに留まらず活動の幅を広げている。
出演:アコさん、伊藤圭司、内山郁子、岡崎恵子、下野章江(劇団ひまわり)、田崎由華、濱田いずみ、平嶋晴美、福澤康仁、星乃静月、森永裕美子、
山口なお、山本晃子、りゅうちゃん/木村健二(飛ぶ劇場)
作品創作の様子
「やじろべえ。」

作・演出:守田慎之介
1982年生まれ。福岡県行橋市出身、在住。2001年に旗揚げした劇団「演劇関係いすと校舎」の代表を務め、上演作品のほぼ全ての作・演出を行う。2016年には「もものみ。」で、2018年には「あくたもくた。」で日本劇作家協会新人戯曲賞の最終選考にノミネート、2017年には高校生と創作した作品「ハレハレ。」(北九州芸術劇場主催)で九州戯曲賞を受賞する。現在は北九州芸術劇場ローカルディレクターを務めるなど活躍の幅を広げている。
出演:海上尚美、梅屋敷颯哉、Kanoco、Kisato、竹森新紗、中川洋一、橋本幸孝、松本篤志、本村彩乃、森山直子、山根恵、山脇純子、吉原亜海/
吉田砂織(演劇関係いすと校舎)
作品創作の様子
参加者の声
・お芝居を観るのが大好きで、合唱やダンスには参加したことはありましたが、演技には初めてチャレンジしました。優しい人たちと本当にたくさんの楽しい時間を過ごせました。
・演劇は約50年近く離れていました。ずっと演劇をやりたいなと思っていて今回応募しました!今、演劇から離れている方にも演劇をまた始められるよと伝えたいです。
・今回、縁があって参加させてもらえて自分の好きなことが見つけられてよかったです。演劇が好きなので、これからも演劇に関わっていきたいです。
・舞台やミュージカルが好きで、ずっと観る側だったけど、いつか参加したいと思って、チラシを見つけて応募しました。これっきりだともったいないのでまたやりたいと思いました。