劇場塾

体験して、考えて、繋がって、
明日からのヒント!を一緒に見つけませんか?

劇場や舞台芸術を取り巻く環境は日々変化を続けています。北九州芸術劇場では、これからの地域文化の振興を担う人材の育成や人的ネットワークの形成を目的に、舞台芸術分野の専門家を招いたレクチャーやワークショップなどを開催しています。また、地域のみなさんが芸術を深く知り、楽しむきっかけとなるような多彩な講座も実施しています。

2019年度の取組み

オープンレクチャー 舞台の仕事シリーズ vol.1『翻訳家の仕事』

【講師】岩切正一郎
【日程】2019年11月30日(土)
【対象】どなたでも

舞台芸術に関わるさまざまな仕事を紹介する新シリーズ第一弾。数多くのフランス戯曲の翻訳を手掛けてきた岩切正一郎さんを講師に迎え、戯曲の翻訳と通常の翻訳との違いや、フランス演劇の特性などをお話していただきました。

地域の担い手育成クラス~ダンス編「ダンスを届ける!」

【講師】セレノグラフィカ、マニシア、神前沙織
【日程】2019年12月5日(木)~6日(金)
【対象】ダンス作品の創作に携わっている方、地域でのダンスプログラム・アウトリーチ実践に関心のある方、ダンスのコーディネートに興味のある方、公共ホール・文化施設の職員、学校・福祉施設関係者、学生 など

学校や福祉施設といった場で、地域にダンスの輪を広げていくためにはどのような手法があるのか?具体的なワークショップを体験し、事例に学び、参加者自らが明日からのヒントにつながる「何か」を見つけてもらうことを目指しました。ワークショップで感じたことや印象などをメモしてもらい、その後にねらいや構成手法をアーティストが解説するかたちで、理解を深めていきました。

   

舞台技術セミナー「ITネットワークで劇場をつないでみた!何ができる?!」

【講師】尾本 章、長津 結一郎
【日程】2019年12月12日(木)
【対象】舞台技術者、施設関係者、一般の方

札幌、兵庫、北九州という1500㎞離れた3劇場間をネットワークでつなぎ、「何ができるのか?」を追求した舞台技術セミナー。各会場からの技術解説と講演ののち、兵庫のジャズバンド部、札幌の吹奏楽部、北九州のダンス部が同期セッション。ライブストリーミングならではの双方向コミュニケーションも見られ、距離を感じさせないパフォーマンスは劇場コンテンツの未来の可能性を感じさせました。

劇場基礎クラス「これからの公共劇場を考える まち×ひと×舞台芸術=?」

【講師】有門正太郎、岩崎正裕、藤岡保
【日程】2019年12月18日(水)
【対象】公共ホール職員、制作者、地方公共団体文化行政担当者、一般、学生など

劇場・音楽堂に関わる運営・制作の人材交流と舞台芸術の振興に貢献する人材の育成と交流を目的とする「劇場基礎クラス」。時代の変化とともに、文化芸術の果たす役割が問われる中、私たちは「まちやひと」「地域の未来」とどのように向き合っていけばよいのでしょうか。具体的な事例紹介ののちディスカッションを行い、まち×ひと×舞台芸術がコラボすることで見えてくる未来を探りました。

 

講師・アーティスト

岩切正一郎(国際基督教大学(ICU)教授、戯曲翻訳家)

手がけた作品に、ラミュ/ストラヴィンスキー『兵士の物語』(演出・山田和也)、アヌイ『ひばり』、カミュ『カリギュラ』(共に演出・蜷川幸雄)、サルトル『アルトナの幽閉者』(演出・上村聡史)、シュミット『謎の変奏曲』(演出・森新太郎)、ラシーヌ『フェードル』、アヌイ『アンチゴーヌ』(共に演出・栗山民也)、他。第15回湯浅芳子賞受賞。

セレノグラフィカ (隅地茉歩/振付家・ダンサー、阿比留修一/ダンサー)

関西を拠点に、国内外を問わず幅広く活動を展開するダンスカンパニー。不思議で愉快な作風と、緻密な身体操作が持ち味。450を超える教育機関へのアウトリーチ、全国各地での市民参加作品の創作など、ダンスの普及に情熱を注いでいる。

マニシア (ダンスアーティスト)

長期に渡るNY活動後、福岡で多世代多国籍の参加者たちと舞台活動を継続し、障がいのある人を含めたワレワレワークスを結成。国内外でWSや公演を通して医療、福祉、教育におけるダンスを展開している。

神前沙織 (NPO法人JCDNチーフ・コーディネーター、プランナー)

2005年よりJCDN(ジャパン・コンテンポラリーダンス・ネットワーク)にて「踊りに行くぜ!!」等の制作を担当。2009年以降、子どもから大人まであらゆる人を対象とした「コミュニティダンス」の普及に携わり、ダンスと社会をつなぐ様々なプログラムを企画・コーディネートする。

尾本 章(九州大学 芸術工学研究院 教授)

1987年九州芸術工科大学芸術工学部音響設計学科卒業。日東紡音響エンジニアリング勤務を経て、1991年より九州芸術工科大学助手、1997年准教授。2014年11月より現職。音場の計測・評価・制御を中心として音場再生、伝送などの研究に取り組む。博士(工学)。

長津 結一郎(九州大学 芸術工学研究院 助教)

障害のある人などの多様な背景を持つ人々の表現活動やそれを支える環境づくりに着目した研究と実践を行なう。著書に『舞台の上の障害者:境界から生まれる表現』(九州大学出版会、2018年)。博士(学術・東京藝術大学)。

有門正太郎(俳優、演出家、劇作家、有門正太郎プレゼンツ主宰)

北九州市門司区出身。倉本聰主宰「富良野塾」、泊篤志代表「飛ぶ劇場」を経て2005年「有門正太郎プレゼンツ」を始動。近年では全国の小中学校等でも演劇ワークショップを実施している。(一財)地域創造リージョナルシアター登録派遣アーティスト。

岩崎正裕(劇作家、演出家、劇団太陽族主宰、伊丹アイホール・シアター・ディレクター)

関西小劇場演劇界の旗手のひとり。1997年『ここからは遠い国』で第4回OMS戯曲賞大賞を受賞。劇作や演出のワークショップの指導者としても活躍し、全国の公立ホールで市民参加劇も発表している。

藤岡保(北九州市身体障害者福祉協会アートセンター・センター長)

北九州で、障害者アートの活動支援、社会への普及啓発活動を目的として、アートセンターを立ち上げ活動中。市内のカフェや喫茶店での障害者アートの作品展開催や、商店街や商業施設でのステージパフォーマンスの場などを地域の方々と連携して企画実施している。

これまでの劇場塾

※講師の所属・肩書きは、初登壇時のみ、当時のものを表記しています。

劇場塾2018

①アーティストや舞台芸術に関わる方のためのクラス
「まちとつくる、アート・舞台芸術の可能性を探そう~門司港編~」
 講師:カミイケタクヤ(美術/舞台美術家)
    守田慎之介(劇作家・演出家・「演劇関係いすと校舎」代表・北九州芸術劇場ローカルディレクター)

②地域文化コーディネートクラス
「アートでつながる、ひと・もの・まち~芸術文化がつくる、新たな”つながり”を探そう~」
 講師:大月ヒロ子(有限会社イデア代表取締役、ミュージアム・エデュケーション・プランナー)
    多田淳之介(演出家、東京デスロック主宰、富士見市民文化会館キラリふじみ芸術監督)

③オープンレクチャー vol.1『日本の現代演劇噺史 ~演出家を中心に』
 講師:坪池栄子(元・ぴあ演劇記者、地域創造&Performing Arts Netswork Japan編集長)

④オープンレクチャー vol.2『舞台の名脇役―小道具の世界』
 講師:高橋岳蔵(劇団☆新感線)

劇場塾2017

①地域文化コーディネートクラス「郷土芸能・祭りとつくる未来」
 講師:小岩秀太郎((公社)全日本郷土芸能協会事務局次長/東京鹿踊代表)

②劇場基礎クラス「想いをカタチに!”つくる”にチャレンジ」
 講師:北九州芸術劇場職員、有門正太郎(演出家・俳優)

③オープンレクチャーvol.1「古典芸能入門~現代から紐解く古典の魅力」
 講師:木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)

④オープンレクチャーvol.2「老いと演劇-OiBokkeShiの試み-」
 講師:菅原直樹(「老いと演劇」 OiBokkeShi主宰)

劇場塾2016

①地域文化コーディネータークラス「ダンスをキーワードにコーディネートを考える」
 講師:栗林礼也((一財)地域創造・ダンス担当ディレクター)
    セレノグラフィカ<隅地茉歩+阿比留修一>
    神前沙織(NPO法人Japan Contemporary Dance Network)

②劇場基礎クラス「劇場基礎講座~演劇・舞台美術の体験から企画づくりまで」
 講師:津村卓
    小澤櫻作(上田市交流文化芸術センター 音楽プロデューサー)
    岩崎正裕
    池田ともゆき(舞台美術家)

③オープンレクチャーvol.1「舞台芸術に関わる著作権と肖像権入門」
 講師:福井健策(弁護士(日本・ニューヨーク州)/日本大学芸術学部 客員教授)

④オープンレクチャーvol.2「文化オリンピアードへの展望―東京2020大会を地域の力とするために」
 講師:吉本光宏

⑤オープンレクチャーvol.3「『演劇』を語ろう・九州演劇の魅力をもっと味わうために」
 講師:大堀久美子

劇場塾2015

①地域文化の担い手育成クラス「地域文化コーディネーターコース」「ワークショッププログラム作成コース」
 講師:有門正太郎(演出家・俳優、有門正太郎プレゼンツ主宰)
    田上豊(劇作家・演出家、田上パル主宰)、津村卓、岩崎正裕

②劇場基礎クラス「公立文化施設における舞台技術者の役割とは」
 講師:西村充(元いわき芸術文化交流館アリオス 施設管理課長 舞台技術マネージャー)

③オープンレクチャーvol.1「戦後から今に至る北九州演劇史を語る」
 講師:井生定巳(劇団青春座代表)

④オープンレクチャーvol.2「なぜワークショップを教育現場で行うのか?」
 講師:苅宿俊文(青山学院大学 社会情報学部 教授)

⑤オープンレクチャーvol.3「観る&語る・劇場と演劇を2倍楽しむ」
 講師:大堀久美子(編集者・ライター)

劇場塾2014

①地域文化コーディネートクラス
 コーディネーター:大月ヒロ子
 講師:内藤裕敬
    市橋芳則(北名古屋市歴史民俗資料館 学芸員)
    セレノグラフィカ<隅地茉歩+阿比留修一>

②劇場制作クラス
 コーディネーター:津村卓
 講師:久野敦子((公財)セゾン文化財団プログラムディレクター)
    佐藤隆弘(文化庁芸術文化課文化活動推進室)
    岩崎正裕(劇団太陽族主宰 作家・演出家 伊丹AI HALLディレクター)

③オープンクラス 基礎講座
 講師:横手敏夫(株式会社ギラヴァンツ北九州 代表取締役社長)
    吉本光宏

④舞台技術講座 舞台機構編
 講師:森健輔(森平舞台機構)
    三精テクノロジーズ(株)
    伊藤久幸(新国立劇場 技術部長)
    草加叔也

劇場塾2013

①地域文化コーディネートクラス
 コーディネーター:津村卓
 講師:大月ヒロ子(有限会社イデア代表取締役・ミュージアムエデュケーションプランナー)
    大谷燠
    セレノグラフィカ<隅地茉歩+阿比留修一>

②劇場制作クラス
 コーディネーター:津村卓
 講師:内藤裕敬(南河内万歳一座 座長、劇作家・演出家)

③オープンクラス 基礎講座
 講師:草加叔也(空間創造研究所 代表)
    中村透(作曲家・シュガーホール芸術監督)

④舞台技術クラス「舞台技術講座 照明編」
 講師:藤巻聰(株式会社FENS代表取締役)
    齋藤稔(丸茂電機株式会社技術部技術課主任)
    宇佐美浩一(株式会社マイルランテック代表取締役)
    濱照男((公財)新国立劇場運営財団 技術部照明課長)

劇場塾2012

①地域のアーツマネージャー養成講座
 アドバイザー:津村卓(北九州芸術劇場館長・チーフプロデューサー)
       宮城聰(SPAC-静岡県舞台芸術センター芸術総監督)
       吉本光宏(ニッセイ基礎研究所主席研究員・芸術文化プロジェクト室長)
       大谷燠(特定非営利法人DANCE BOX 代表)

②舞台技術講座 音響編
 講師:浪花克治(森本浪花音響計画有限会社 取締役副社長)
    小田切浩(ヤマハサウンドシステム株式会社 品質管理部 検査課課長)
    石丸耕一(東京芸術劇場 管理課施設担当)

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