松尾スズキが挑む「人間の尊厳」と「自由」を呼び覚ます世界的名作!
1960年代の精神病院を舞台に、人間の尊厳と社会の不条理を描いたケン・キージーの小説『カッコーの巣の上で』(1962年発表)。1975年にジャック・ニコルソン主演で映画化され、映画史にその名を刻みました。舞台版は『ラ・マンチャの男』の脚本で知られるデール・ワッサーマンの脚色により1963年にブロードウェイで初演、2001年の再演ではトニー賞リバイバル作品賞を受賞するなど、演劇史においても燦然と輝く作品です。
本作で演出を手がけるのは、演劇界の奇才、松尾スズキ。人間が抱える闇や歪み、グロテスクさをブラックユーモアに変え、エンターテインメントへと昇華させる松尾の手腕で、新たな『カッコーの巣の上で』が誕生します。今この時代にこそ響く、人間賛歌の物語です。
型破りなアウトロー、マクマーフィーを演じるのは間宮祥太朗。さらに、吃音のせいで周囲にバカにされてきた気弱な青年患者ビリーに坂東龍汰、ラチェッドの言いなりで優柔不断な医師スパイビィに皆川猿時、精神病院の患者たちを監視・統制している看護婦長ラチェッドに江口のりこと、これ以上にない俳優陣が揃いました。
自由に生きようとする人間の力強さと美しさ、理不尽な抑圧に立ち向かう勇気と意義。そして、喜びや怒りを素直に表し、他者を尊ぶ心。失われたアイデンティティを取り戻し、魂が救われていく感動の過程を、ぜひ、劇場で見届けてください。
あらすじ
オレゴン州立精神病院。
ここでは絶対権力を持つ看護婦長ラチェッドによる指揮のもと、入院患者を監視・統制している。
そんな精神病院に、陽気で破天荒な若い男が入院してきた。男の名はランドル・P・マクマーフィー。マクマーフィーは刑務所の強制労働から逃れるため、精神異常を装っていた。
患者の人間性までも統制しようとするラチェッドの管理体制に反発するマクマーフィー。そんな彼の行動や言動は、それまで無気力だった入院患者たちに生きる気力を与えていく。
ある夜、マクマーフィーは女友達を病院に連れ込み、パーティを催し、今まで吃音のせいで女性経験がなかった入院患者のビリーに女友達をあてがう。ところが、その乱痴気騒ぎをラチェッドに知られてしまい……。
原作
ケン・キージー
脚色
デール・ワッサーマン
翻訳
髙田曜子
演出
松尾スズキ
出演
間宮祥太朗 坂東龍汰 近藤公園 山口航太
菅原永二 黒田大輔 徳井優 金子清文 篠原悠伸
片山萌美 東野良平 吉田ヤギ 中野亜美 田尻祥子
/皆川猿時 江口のりこ
お問い合わせ
ピクニック チケットセンター
TEL050-3539-8330(平日12:00~15:00)
備考
企画・製作/ パルコ
主催/ピクニック
協力/北九州芸術劇場、福岡パルコ