映画監督・行定勲が昭和の<映画界>を<演劇>で描く!
映画監督としての活躍にとどまらず舞台でも評価の高い行定勲と、ドラマ、映画、声優とジャンルを問わず活躍し、舞台にも意欲的に取り組み各方面から高い評価を集め続ける中井貴一、10年ぶりに舞台作品で最強タッグが復活します。映画、舞台を縦横無尽に行き来する二人が贈る本作は、実在の映画監督のエピソードから着想を得たフィクション。のちの世で巨匠と呼ばれるようになった映画監督、“先生”の撮影所でのとある一日を彼を取り巻く5人の女性たちとともに描きます。
あらすじ
昭和と映画を愛するすべての人へ。
苦悩する名匠の一日をユーモアと味わいたっぷりに描く。
昭和30年代。テレビ時代を迎え、映画はその黄金期を終えつつあった。“先生”と呼ばれる日本映画界の名匠は新作の撮影を始めたが調子が出ない。娘のように可愛がる食堂の看板娘の婚約の報告を受けさらに撮影を引き延ばす。これまでいくつもの作品をともにした脚本家や名女優も心配顔だ。皆の前では粋な振る舞いをする“先生”だったが内心は混乱していた。もう齢だ。健康が優れない。これが最後の一本になるかもしれない。その恐れが心の中からこれまで関わりのあった5人の女たちの幻を引き出す。いつしか“先生”自身も記憶の中に引きずり込まれて…。
作
鈴木聡
演出
行定勲
出演
中井貴一 芳根京子 柚希礼音 土居志央梨 藤谷理子 升毅 キムラ緑子 ほか
お問い合わせ
ピクニックチケットセンター
050-3539-8330(平日12:00-15:00)
備考
企画製作/株式会社パルコ
主催/ピクニック
協力/北九州芸術劇場 福岡パルコ