―正しくない科学に基づいた、正しくないSF(サイエンス・フェイクション)―
疾走する言葉、躍動する物語。虚構と現実の狭間を縦横無尽に行き来し、観客を物語の世界へと迷い込ませるNODA・MAP、待望の新作公演が北九州に登場!
知的にして不敵なまでに観客の妄想力をざわつかせる、野田からの挑戦状のような新作タイトル『華氏マイナス320°』。米作家レイ・ブラッドベリが1953年に発表した『華氏451度』はディストピアSF小説だったが、『華氏マイナス320°』戯曲は野田曰く……「正しくない科学に基づいた、正しくないSF(サイエンス・フェイクション)」。
舞台のはじまりは、とある化石の発掘現場。そこでは久しぶりにさまざまな化石の骨が次々と発掘されるものの、発掘チームは目もくれない――そう、彼らが捜しているのは、「謎の骨」なのだから――この「謎の骨」の「謎」をめぐって、物語は現代から中世、さらには古代をも往還していく。果たして「謎の骨」の正体とは?
出演には『THE BEE』(原作 筒井康隆「毟りあい」)以来5年ぶりのNODA・MAP参加、繊細かつ豊かな身体性を誇る演技で観客を魅了してやまない阿部サダヲ。「『Q』:A Night At The Kabuki」での好演も記憶に新しい広瀬すず。そして『エッグ』以来、NODA・MAP新作には実に14年ぶりの参加であり、その表現力に野田が絶大な信頼を寄せる深津絵里。広瀬すずと深津絵里は本作で初の共演という話題必至の座組が実現。
また大倉孝二、高田聖子、橋本さとしという比類なき舞台の猛者たち、本作が初参加となる川上友里、御年84歳を迎える重鎮・橋爪功、そして野田秀樹。9名の強烈な化学反応と、野田演出に欠かすことのできない16名のアンサンブルキャストで、時空を駆けるSF(サイエンス・フェイクション)の世界へと誘う。
東京、北九州、大阪での国内ツアーの他、7月ロンドン公演も決定。正しくない科学に基づいた、正しくないSF(サイエンス・フェイクション)によって、野田が提示する新たな劇世界とは!?2026年夏、国内外を席巻するNODA・MAP待望の新作公演『華氏マイナス320°』をお見逃しなく!
Information
【重要】『華氏マイナス320°』チケット販売規約▶
チケットのお申込み・ご購入にあたり、上記規約の 8 項目への同意が必要です。 ご同行者さまを含む全てのご来場者さまに適用されます。
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※不正転売やそれを目的とした購入・譲受けは、法律により禁じられています。
※チケットは必ず正規ルートから直接ご購入ください。
作・演出
野田秀樹
出演
阿部サダヲ 広瀬すず 深津絵里
大倉孝二 高田聖子 川上友里 橋本さとし 野田秀樹 橋爪功
安東信助 大村わたる 近藤彩香 白倉裕二 谷村実紀 田花遥
中澤聖子 中島多羅 八条院蔵人 引間文香 藤井颯太郎
間瀬奈都美 的場祐太 MISAKI 森田真和 吉田朋弘
スウィング 横山千穂 菊沢将憲
お問い合わせ
J:COM北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655(10:00~18:00)
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市