記憶から生まれる物語を書いてみよう!
日々の暮らしの中に眠る、誰かとの会話や、忘れかけていた記憶。
この講座では、参加者同士がそれぞれの“記憶”を語り合いながら、物語の断片を見つけ、全5回の講座のなかで“戯曲”の形にしていきます。
本プログラムは、北九州市立八幡図書館と北九州芸術劇場が連携し、地域の文化拠点施設として互いの専門性を活かしながら、地域を題材にした演劇体験と学びの機会をつくる取り組みです。
これまで実施してきた「戯曲を読む」講座に続き、昨年度からは、複数年にわたり「演劇を創造する」ことをテーマにしたプログラムを展開しています。今年度はその第2弾として、「戯曲を書く」ことに焦点を当てた講座を実施。
北九州で活躍する劇作家とともに、戯曲の書き方を学びながら、
あなた自身の言葉で、物語を紡いでみませんか?
そして、今回書いた戯曲は、来年度に上演することを目指します!
※戯曲(ぎきょく)とは、演劇の脚本や台本のこと。
講師
守田慎之介(演劇関係いすと校舎 主宰 / 劇作家・演出家)
1982年生まれ、行橋市出身。演劇関係いすと校舎の上演作品のほぼ全ての作・演出を務める。2013年、2014年、2015年と著作が3年連続九州戯曲賞最終選考にノミネートされ2017年には北九州芸術劇場と企画し北九州の高校生と創作した「ハレハレ。」が大賞を受賞。また2016年には「もものみ。」2018年に「あくたもくた。」が劇作家協会新人戯曲賞にて、全国から多数の応募の中、最終選考の5作品に残る。行橋市みやこ町「中学校演劇鑑賞事業」の企画・上演を行う他、演劇ワークショップの実施、2018年4月より北九州芸術劇場ローカルディレクターに就任など様々な活躍をしている。
山口大器(劇団 集合チキューン 代表 / 劇作家・演出家・俳優)
1996年生まれ、福岡市出身。北九州市在住。小学生時代に演劇に触れ、その後高校演劇を経て、大学進学とともに北九州市にて演劇活動をはじめる。2014年に劇団言魂(現・劇団 集合チキューン)を立ち上げ、その後ほぼ全ての公演作品で作・演出を務める。劇団公演に限らず、北九州・福岡で活動をしている。「量子の歌声」にて、第九回九州戯曲賞大賞を受賞。『Re:北九州の記憶』では、2019年より劇作家として携わる。
アシスタント
溝越そら(SKYSCRAPER / 劇作家・演出家・俳優)
「ひとまち+アーツ協働事業」とは
芸術劇場とさまざまな領域の団体・機関などがパートナーシップを組み、芸術文化の力を活かして “人と人”“人とまち”をつなぐ事業です。
長期的なビジョンをパートナー先やアーティストと共有し、アーティスト・舞台芸術の持つ創造力を活かして人とまちの新たな繋がりや多彩な魅力を創出することで、地域の課題解決、多様性社会の実現へ寄与することを目指しています。
お問い合わせ
北九州市立八幡図書館(北九州市八幡東区尾倉町2-6-1)
TEL 093-671-1123
備考
主催/北九州市立八幡図書館、(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
助成/文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会、(一財)地域創造