[協力公演]

『みんな鳥になって』

過去の痛みと未来への希望を抱いて「今」を生きる、魂を揺さぶる壮大な叙事詩

本作は、作家ワジディ・ムワワドが2016年にパリ・国立コリーヌ劇場の芸術監督に就任する際に発表し、その後も再演を繰り返した代表作のひとつです。約10年間に渡り世田谷パブリックシアターで上演してきた「約束の血」シリーズの世界観を引き継ぎながらも、まさにリアルタイムで世界が抱える問題に真正面から切り込んだ力作です。壮大な歴史的な視点と登場人物たちの普遍的な人間ドラマが、ムワワドならではの美しい詩的な台詞で綴られるこの大胆にして緻密な戯曲を、数々の演劇賞を受賞し次期新国立劇場芸術監督に就任するなど、演劇界を担っていく演出家である上村聡史が立ち上げます。
ベルリン出身の青年エイタン役に中島裕翔。エイタンの父ダヴィッド役に岡本健一。エイタンの恋人ワヒダ役に岡本玲。エイタンの母ノラ役に那須佐代子。イスラエルの兵士エデン役に渡邊真砂珠。16世紀の外交官ワザーン役に伊達暁。エイタンの祖父エトガール役に相島一之。エイタンの祖母レア役に麻実れい。この魅力的な俳優陣がお届けする迫力と美しさに満ちた台詞で綴られていく本作。どうぞ、ご期待ください!

ストーリー

ニューヨークの図書館。ベルリン出身で遺伝学・統計学を学ぶ青年エイタンは、イスラム史を学ぶワヒダに一目惚れして声をかけてしまう。二人は瞬く間に恋に落ちた。
ユダヤ人のエイタンは、アラブ人のワヒダとの婚姻を認めてもらうため、両親を呼び「過越祭」の食事をともにするが、敬虔なユダヤ教徒の父ダヴィッドは交際を認めようとしてくれない。
過剰なまでにワヒダを拒絶する父ダヴィッドの出生に疑念を抱いたエイタンは、ワヒダとともに祖母レアの住むイスラエルへと向かいそのルーツを解き明かそうとする。だが二人は、爆弾テロに巻き込まれてしまう。病院に運ばれたエイタンのもとに、父ダヴィッドと祖父エトガールが駆けつけてくる。二人は久しぶりに母であり妻であるレアと再会を果たすことになるのだが…。

ワジディ・ムワワド

翻訳

藤井慎太郎

演出

上村聡史

メインスタッフ

【美術】長田佳代子 【照明】佐藤啓 【音楽】国広和毅 【音響】加藤温 【衣裳】半田悦子 【ヘアメイク】川端富生
【演出助手】渡邊千穂 【舞台監督】大垣敏朗

【ヒストリカル・アドバイザー】ナタリー・ゼモン・デイヴィス

出演

中島裕翔、岡本健一、岡本玲、那須佐代子、渡邊真砂珠、伊達暁、相島一之、麻実れい

お問い合わせ

サンライズインフォメーション
TEL 0570-00-3337(平日12:00~15:00)

備考

企画・製作/世田谷パブリックシアター

主催/サンライズプロモーション東京
協力/北九州芸術劇場

日程・会場

大ホール 2025年8月15日(金)〜17日(日)

  • 8月 15日 (金) 18:00開演
  • 16日 (土) 13:00開演
  • 16日 (土) 18:30開演
  • 17日 (日) 13:00開演

※開場時間は決定次第お知らせします。

料金

全席指定

S席

10,000円

A席

8,500円

※未就学児入場不可
※購入枚数制限あり:お一人様1公演につき最大2枚まで購入可能
※KICPACメンバーズポイント対象外

発売日

一般発売開始

2025年5月17日 (土) 10:00

チケット取扱

劇場窓口
電話 093-562-8435(12:00~17:00土日祝を除く)
※響ホール窓口での販売はございません。
※劇場オンラインサイトでの販売はございません。

託児、その他サービス

託児サービス実施なし
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