死ぬって何? 生きるって何? 人気絵本『死んだかいぞく』をノゾエ征爾の脚本・演出で舞台化!
三日月のよる、ふねの うえで かいぞくが はらを さされた。
いつも いばってばかりいるから。
ほんとうは つよいらしいけれど、
いつも よっぱらっていたから かんたんに さされた。(本文より)
絵本の常識を打ち破るような1ページから始まる『死んだかいぞく』。
詩的な言葉と美しいイラストで描かれ、「死」という誰にとっても身近でありながら、普段は目を背けがちなモチーフから「生」を見つめなおす作品として人気の本作を、脚本・演出ノゾエ征爾で舞台化。
人生で何が一番大切だったのか?最後に残るものとは何か?
原作者の下田昌克自身が舞台美術・衣裳・小道具デザインを手掛け、ノゾエ作品には欠かせない田中馨の音楽とともに、この夏、大人から子どもまで楽しめる音楽劇としてお届けします!
あらすじ
いつもいばってばかりいたかいぞくが殺され、海に投げ出される。
体が海に沈みゆく中、海の生き物たちが次々と現れ、かいぞくが身につけているものを一つ、また一つと取っていく。
帽子、宝石、服、そして……。
「ああ、オレの大切なものを持っていかないでくれ!」
その一つ一つから見えてくるかいぞくの人生。
そうしてさかのぼっていった先にたどりつくのは……。
原作
下田昌克(ポプラ社の絵本『死んだかいぞく』より)
脚本・演出
ノゾエ征爾
音楽
田中 馨
出演
山内圭哉、山下リオ、家納ジュンコ、竹口龍茶、熊谷拓明、片岡正二郎
ミュージシャン
田中 馨、東郷清丸
お問い合わせ
J:COM北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655(10:00~18:00)
備考
企画制作/公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
後援/北九州市教育委員会、北九州市子ども会連合会、(一社)北九州市私立幼稚園連盟、(一社)北九州市保育所連盟
助成/文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会