珠玉の会話劇で描く人間模様。MONO新作公演が2年ぶりに登場!
軽妙な笑いをベースに繰り広げられる珠玉の会話劇で人気の劇団MONOが2年ぶりに北九州に登場します。作・演出を手がけるのは、テレビドラマや脚本執筆ほか、ドラマ「半沢直樹」出演など、演出家・劇作家・俳優として多岐に活躍する土田英生。ワンシチュエーションコメディで多くの観客の心を掴んできたMONOの新作公演「御菓子司 亀屋権太楼」どうぞご期待ください!
江戸時代から続いてきたらしい和菓子屋「亀屋権太楼」が、経歴の捏造に端を発した騒ぎで存続の危機に立たされる。
新しい社長は評判の人格者。彼なら道を誤らないはずだ。
店、家族、そこに関わる人たちの10年間。
今回のMONOは、場所も時間もとばしながら、視点を変えて人々の営みを俯瞰する新たな試み。
善人と悪人の境界線はどこにあるんだろう?
私たちは誰に味方すればいいのだろうか?
物語などを読んでいると、悪かった人が事件をきっかけに善人になったりする。
また、別の話では仲間だった人が裏切って最後は敵になったりもする。
仲の良かった兄弟が憎しみあったり、あんなに優しかった人が非道になったり。
そんな時、当人はどんなことを思っているんだろう。
そもそも人の性格とは変るものなのか、それとも相手との関係が変化するだけなのか。
今回の話の舞台は「亀屋権太楼」。
江戸時代から続く老舗和菓子屋らしい。当時から食べられていた繊細なお菓子を今でも作り続けている。
働く人はプライドを持ち、お客さんも褒めてくれている。
しかし状況が変化すると途端に全ては変わってしまう。
ある和菓子屋の歴史を俯瞰して、人々の営みを見つめる……そんな話です。
土田英生
告知映像
作・演出
土田英生
出演
尾方宣久、奥村泰彦、金替康博、高橋明日香、立川 茜、土田英生、水沼 健、渡辺啓太
※情報誌Qvol.78(10/27発行号)にて記載しておりました出演者より一部変更となりました。
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655(10:00~18:00)
備考
企画・制作/キューカンバー
主催/キューカンバー
提携/北九州芸術劇場
助成/文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術等総合支援事業(創造団体支援))、独立行政法人日本芸術文化振興会