しなやかでダイナミックな身体、ほとばしる野性的な生命力。世界が熱狂する舞踊団が待望の再来日!
世界のダンスシーンを牽引するバットシェバ舞踊団が、約6年ぶりに再来日、そして北九州に再登場!現在、世界で最も注目される振付家の一人として知られているオハッド・ナハリンによる振付と、鍛え抜かれたダンサー達の圧倒的な身体によって紡がれるその世界は、多くの観客の心を捉え続けています。
『MOMO』は、2022年にナハリンが発表した最新作。本作は、1970 年代から多彩な活躍を続ける前衛アーティスト、ローリー・アンダーソンと、ジャンルを越え世界中で活躍する唯一無二の弦楽四重奏団、クロノス・クァルテットが共同で制作したアルバム 『Landfall』(2018 年)の音楽を中心に紡がれます。海底に深く引き込まれるような音楽が流れるなか、11人のダンサーの野性味あふれる身体が、力強く繊細なムーヴメントで観る者に語りかけます。
コロナ禍による公演中止を経てついに実現する必見のステージに、どうぞご期待ください。
*関連企画《Gagaワークショップ》を開催!詳細は後日劇場HP・SNS・チラシでお知らせいたします。
演出・振付
オハッド・ナハリン
1952年イスラエル生まれ。20代から舞踊を始め、ダンサーとしてバットシェバ舞踊団で活躍の後、渡米しマーサ・グラハム舞踊団に入団。その後、ジュリアード音楽院で学ぶ。80年に振付家としてデビュー。90年バットシェバ舞踊団の芸術監督に就任し、以来『キール』(90年)、『マブール(洪水)』(92年)、『アナフェイズ(細胞分裂)』(93年)など次々に話題作を発表。また、独自の動きのテクニック「Gaga(ガガ)」の考案者でもある。彼の作品はネザーランド・ダンス・シアター、リヨン・オペラ座バレエ団、パリ・オペラ座バレエ団など、世界中の著名なダンスカンパニーやバレエ団で踊られており、世界で最も注目される振付家の一人。2018年にバットシェバ舞踊団の芸術監督を退任するが、現在もハウス・コレオグラファーとして精力的に作品を創り続けている。
出演
バットシェバ舞踊団
バットシェバ舞踊団は、イスラエルを代表する世界的なコンテンポラリー・ダンス・カンパニーで、バットシェバ舞踊団と若手のバットシェバ・アンサンブルの2つのカンパニーからなり、イスラエル国内外出身の約40名のダンサーが所属している。イスラエル国内をはじめ、年間を通して世界中でツアー公演を行っている。
オハッド・ナハリンが芸術監督に就任した1990年以降、ダンサーたちは彼が考案した動きのメソッドである「Gaga(ガガ)」を通じてムーヴメントの新たな可能性を探し、ダイナミックな感性を開拓していくトレーニングを日常的に行っている。また、年1回開催される「バットシェバ・ダンサーズ・クリエイト」プロジェクトでは、作品創造の才能を開花していく。 メイン・カンパニーの多くのダンサーは、18歳から24歳までのバットシェバ・アンサンブルでのトレーニング期間に技術を磨く。アンサンブルは、国内の若い観客たちのための公演に加えて、公開リハーサル、Gaga、ダンス・スクールでのワークショップを行っており、アウトリーチ活動や、イスラエル国内の慈善公演にも取り組んでいる。
お問い合わせ
J:COM北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655(10:00~18:00)
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
後援/イスラエル大使館
助成/(一財)地域創造