ダンスのような振る舞いと音楽で綴る、シュール・ロマンティック・シアター
ダイナミックで繊細、機知に富んだ振付と、新進気鋭の注目株ダンサーたちの鍛え抜かれた身体能力から生まれるステージで国内外から高い評価を得ているダンスカンパニー、Co.山田うんが、9年ぶりに北九州に再登場!前作『In C』で令和4年度(第77回)文化庁芸術祭賞舞踊部門関東参加公演の部優秀賞を受賞し、注目を集めるCo.山田うんの最新作は、10名のダンサーたちが多彩なダンスバリエーションを繰り広げる“シュールロマンティックシアター”。クリエイションスタッフは、『In C』や舞台版『せかいいちのねこ』など近年のヒット作を生んでいるチーム、音楽:ヲ ノサトル、衣装:飯嶋久美子などが名を連ねます。ご期待ください。
*関連ダンスワークショップも開催!
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【山田うんコメント】
夜に想う曲としてしっとりとした音楽性を持つ「ノクターン」は19世紀、ピアノが今のような響きの楽器になった頃、アイルランド生まれのジョン・フィールドによって生み出された新しい形式の音楽。それまでの交響曲やソナタといった、強い骨格の音楽とは全く違い、甘美なムードを漂わせ、個人に寄り添うような存在で、音楽界にも人々の暮らしの中にも、美への発展をもたらしました。人間の暮らしと音楽に新しい関係をもたらしたとも言えます。
さて、今では簡単に携帯することができる音楽やダンス。例えば、こんな風に音楽とダンスが触れ合ったり、振る舞いを作れたり、というのはどうでしょう。
まだ見知らぬ、美への挑戦をせずにはいられません。
演出・振付・構成・空間デザイン
山田うん
音楽
ヲノサトル
衣装
飯島久美子
美術装置
鈴木義明 (f926)
出演
飯森沙百合、木原浩太、黒田勇、須﨑汐理、田中朝子
西山友貴、仁田晶凱、望月寛斗、山崎眞結、吉﨑裕哉
プロフィール
Co.山田うん
山田うん率いるダンスカンパニー。2002年設立。メンバーは俳優、モデル、 演奏家、振付家、演出家、指導者といった肩書きを持つ個性あふれる実力派 ダンサー。国内外での舞台活動、MVやCM、ショーイベントなどのエンター テイメント、福祉施設や学校でのワークショップ、伝統芸能やサイエンス、レ ストランとのコラボレーションなど、オープンで革新的な活動を国内外で行 なっている。2022年の話題作『In C』では、令和4年度(第77回)文化庁芸術 祭賞舞踊部門関東参加公演の部優秀賞受賞。 https://www.unyamada-co.com
山田うん
器械体操、バレエ、舞踏、などの経験を経て、1996年から創作をはじめる。ダンサー、振付家、 演出家としてダンス、演劇、オペラ、また脚本や作詞なども手がけるなど、ジャンルの扉を開放 し、時代に呼応する作品を発表し続けている。近年では東京2020オリンピック閉会式Director of Choreographerとして活躍。平成26年度(第65回)芸術選奨文部科学大臣新人賞、令和元年(第 37回)江口隆哉賞など受賞多数。平成28年度文化庁文化交流使として欧米、中東、アジア、アフ リカ、オセアニア11カ国23都市にて公演や指導などの活動を行なった。
お問い合わせ
J:COM北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655(10:00~18:00)
備考
主催・企画制作/一般社団法人Co.山田うん
提携/北九州芸術劇場
助成/文化庁文化芸術振興費補助金(舞台芸術創造活動活性化事業)|独立行政法人日本芸術文化振興会