「摂州合邦辻」の魅力に迫る!
6月25日(日)に中劇場にて上演する木ノ下歌舞伎「糸井版 摂州合邦辻」。その上演に先駆けて、木ノ下歌舞伎主宰・木ノ下裕一氏による事前トーク&レクチャーを実施します。北九州芸術劇場では、これまでも劇場塾2017・劇場塾2020のオープンレクチャーにて古典芸能入門講座の講師を務め、好評を博してきた木ノ下氏。今回は、「摂州合邦辻」のあらすじや成立の背景、今日まで語り継がれてきた歴史などを中心に、木ノ下氏の軽快なトークで楽しく学ぶ講座をお届けします。観劇前に本作の見どころや古典芸能の楽しみ方を知ることで、より作品への理解が深まる講座です。
新型コロナウイルス感染拡大予防に関するご参加の皆様へのお願い、当劇場の対応等についてはこちらをご確認いただき、あらかじめご了承のうえお申し込みいただきますようお願い申し上げます。
講師
木ノ下裕一(きのしたゆういち)/ 木ノ下歌舞伎 主宰
1985年和歌山市生まれ。2006年、京都造形芸術大学在学中に古典演目上演の補綴・監修を自らが行う木ノ下歌舞伎を旗揚げ。代表作に『三人吉三』『義経千本桜—渡海屋・大物浦—』『娘道成寺』『心中天の網島』など。 2016年に上演した『勧進帳』の成果に対して、平成28年度文化庁芸術祭新人賞を受賞。第38回(令和元年度)京都府文化賞奨励賞受賞。平成29年度京都市芸術文化特別奨励制度奨励者。渋谷・コクーン歌舞伎『切られの与三』(2018)の補綴を務めるなど、古典芸能に関する執筆、講座など多岐にわたって活動中。
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市