中村恩恵（Megumi Nakamura）／第17回ローザンヌ国際バレエコンクールにてプロフェッショナル賞受賞後渡欧。フランス・ユース・バレエ、アヴィニヨン・オペラ座、モンテカルロ・バレエ団を経て、1991年よりイリ・キリアン率いるネザーランド・ダンス・シアターに所属し、世界を牽引する振付作家達の創作に携わる。99年に退団し、オランダを拠点として振付活動を開始。処女作「Dream Window」にてGolden Theater Prize(オランダ)を受賞。また、キリアン作品のコーチも務め、パリ・オぺラ座はじめ世界各地のバレエ団や学校の指導にあたる。2001年には「BLACKBIRD」（キリアン振付）を、彩の国さいたま芸術劇場にて上演し、ニムラ舞踊賞を受賞する。2007年活動拠点を日本に移しDance Sangaを設立。後進の育成に努めると同時に、Noism、Kバレエカンパニー、新国立劇場バレエ団等に作品提供するなど振付活動を精力的に展開する。代表作に「Shakespeare THE SONNETS」「ベートヴェン・ソナタ」「火の鳥」「The Well-Tempered」などがある。舞踊批評家協会新人賞、江口隆哉賞、芸術選奨文部科学大臣賞、服部智恵子賞、横浜文化賞、紫綬褒章、神奈川文化賞等多数の受賞歴を持つ。

演劇やダンスといった舞台芸術の力を通し、『出会い・発見・創造』をテーマに、幅広い対象に合わせたプログラムを提供していきます。ルービックキューブのように、色々な面を持つ人と劇場が、それぞれの面を組み合わせることで、【自分×アーティスト（舞台芸術）×他者】など様々な事柄が交わり、方向性を拡げ、新しい価値を生み出すことを目指します。