街歩きで出会う人・場所・物から演劇を創作!
クリエイション・シリーズで地域アドバイザーを務める守田慎之介が、シリーズ1年目となる昨年度の地域への取材やワークショップに関わった経験を踏まえ、自身の作家性を活かした“ものがたりをつくるワークショップ”を実施します。
劇作家と一緒に黒崎商店街(八幡西区)を歩きながら、そこから生まれる人や場所・物との出会いを活かした創作を体験していただきます。創作のヒントを得たい方、街歩きをより楽しみたい方、この機会にぜひご応募ください!
北九州芸術劇場クリエイション・シリーズ「新作(タイトル未定)」 出演者募集についてはこちら
守田慎之介 コメント
「書を捨てよ、町へ出よう。」これは10年以上も前から私の創作の背中を押してくれている、寺山修司氏の言葉です。机に向かって知識を得ることはもちろん必要ですが、実際に外へ出て自分自身の五感を使って経験する「出会い」が私の創作にとって必要なことだと感じています。クリエイション・シリーズで創作される松井周さんも「出会い」を大切にされているように思いました。
今回は様々な表情を見せる「黒崎商店街」に飛び出して、街の空気を感じながら、創作のタネを探し、みんなで協力して芽吹かせる、そんなワークショップです。たくさんの方と出会えることを楽しみにしています。
講師
守田慎之介(もりたしんのすけ)/1982年生まれ。福岡県行橋市出身、在住。2001年に旗揚げした劇団「演劇関係いすと校舎」の代表を務め、上演作品のほぼ全ての作・演出を行う。2016年には「もものみ。」で、2018年には「あくたもくた。」で日本劇作家協会新人戯曲賞の最終選考にノミネート、2017年には高校生と創作した作品「ハレハレ。」(北九州芸術劇場主催)で九州戯曲賞を受賞する。2018年4月からは北九州芸術劇場ローカルディレクターに就任するなど活躍の幅を広げている。
アシスタント
山口大器(劇団言魂)、坂口あす実(有門正太郎プレゼンツ)
クリエイション・シリーズとは
劇場とアーティストが2年間タッグを組み、地域の人々や表現者との交流など時間をかけて「地域」を知る1年目を経て、2年目に劇場オリジナル作品を創作する事業。
2022~2023年度は北九州芸術劇場プロデュース『ハコブネ』、北九州芸術劇場リーディングセッション『ジョン・シルバー』でタッグを組んだサンプル・松井周が北九州に滞在しながら、作品を創作します。
備考
企画・製作/J:COM北九州芸術劇場
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市