脱身体化していく現代に問う。踊り、踏み、舞い続けることでしか、見つけられない真実がここに。
『東アジア文化都市北九州2020▸21』文学事業の一環として上演された「詩、踊る」の浅井信好が主宰し、ウィズコロナ時代の新たな鑑賞形式「ソーシャルディスタンス円形劇場」で、世界中から注目を集める【月灯りの移動劇場】が最新作「Silence」で北九州芸術劇場に初登場!
農業革命時、生産材として重要な役割を担ってきた身体は、時代の変化とともに、工業化と情報化が進み、技術等を用いて能力を強化する=身体を拡張する時代《脱身体/ポスト身体》へと急速に変化してきています。
そのような現代に、失われゆく身体への価値を再提示するため、日本全国の農耕祭祀、考古学、民俗信仰などをリサーチし、日本文化の水脈を掘り下げていくことで、「様式化される以前の身体性」をテーマに創作される本作。
10代~70代の舞踏家、ダンサー、マイム俳優が出演し、美術を彫刻家の名和晃平率いるULTRA_Sandwich #18が担当する、異色のダンス作品にどうぞご期待ください。
演出・振付
浅井信好
出演
浅井信好、奥野衆英、杉浦ゆら、鈴木大翔、副島日毬、河西進
月灯りの移動劇場
パリを拠点に活動してきた浅井信好と奥野衆英によって、2015年に名古屋で創設されたフィジカルシアターカンパニー。野外劇場をはじめ、数多くの移動型劇場の設計、施⼯を⾏い、作品発表を⾏う。
https://tsukiakari-theater.jp
お問い合わせ
月灯りの移動劇場 事務局
TEL 070-5642-8406(平日9:00~17:00)
tsukiakaritheater@gmail.com
備考
主催/月灯りの移動劇場
助成/中川運河助成ARToC10
協力/ダンスハウス⻩⾦4422、リンナイ株式会社、北九州芸術劇場