ダンスを通じて性や自分の身体に意識を向ける
ダンサー・振付家の康本雅子が2019年より自主企画としてスタートした性教育ワークショップが、ダンスと性教育の3本立てで北九州に初登場。身体を動かし、自分の体を知るということ、男の子らしさや女の子らしさとはそもそも何か、好きな人や嫌いな人それぞれの人のことを思いやる(想像する)ということなど、こころと身体、人と人との触れ合いについて、想像力を培います。
講師
康本雅子(ダンサー・振付家)
ダンサー・振付家。自作品を発表する他、演劇やミュージックビデオ、広告への振付など多岐に渡るジャンルにおいて活動。特に音楽家とのコラボレーションは好きすぎて多数。近年は小・中学校でのダンスWSや「マジな性教育マジか」WSも始動。どちらもハウツーは教えない。12年の作品「絶交わる子、ポンッ」以降、福岡と京都へ移住し、ダンスを忘れた子育て黄金時代を経て「子ら子ら」を発表。20年2月に「全自動煩脳ずいずい図」をロームシアター京都にて初演。20年度よりセゾン文化財団シニア・フェロー。
<コメント>
北九州芸術劇場で、ダンスと性教育の3本立てWSを開催します。
お馴染みのダンスWSと、小学生対象の性教育WSと、大人向け性に関するロールプレイ対話のWSです。
最後のが???となるかと思いますが、これは相当に面白くて深くて試されるWSです。ふ、ふ、ふ。
池上 恵一 (美術家)
1972年大阪生まれ。身体をテーマにした作品を国内外で発表するほか、創作活動の一環として様々なマッサージ技術や武術を習得。近年では舞台美術やワークショップの企画など、ジャンルを越えて幅広い活動を展開している。京都精華大学非常勤講師。
①かるがるんダンスWS
体を動かすのが好きな人は勿論、最近運動不足だな~という人も、体を隅々まで動かす気持ちよさを一緒に味わいましょう。ダンス未経験でも全然OK。案外あっさりと、じっくりと、軽々と、踊っているかもしれません。
3月26日(土)15:00~16:30
講師:康本雅子
対象:中学生以上
料金:1,000円
②誰かのカラダを着てみたらWS
「性」の話ってなぜしにくいのだろう?
ロールプレイ形式の対話をつかって「性」に関するさまざまな立場や考えを【相談者】【カウンセラー】【観察者】に分かれて演じてみることによって、自分や他者について想像してみるWS。
3月26日(土)16:30~18:00
講師:康本雅子+池上恵一
対象:中学生以上
料金:500円
※①、➁両方参加の方は1,000円のみ
③マジな性教育マジか
「男の子らしさ」「女の子らしさ」って何?
グループでの話し合いや、言葉をつかわないコミュニケーションを取り入れたさまざまなゲームを通して、からだへの発見を広げていくワークショップ。自分のからだと向き合い、受け入れること。他人のからだにふれて、想像し大切にすること。アーティストとともに頭だけでなくからだを通して「性」について考えてみよう。
3月27日(日)13:00~14:30
講師:康本雅子+池上恵一
対象:小学3~6年生
料金:500円
※要保護者同伴
備考
主催/康本雅子、ペーハー
協力/北九州芸術劇場