~どうしてウチは幸せじゃないんだろう?~愛と幸福と政治をテーマに描く、ある家族の物語
北九州を本拠地としながら全国各地で公演を行う飛ぶ劇場の最新作が登場!1997年「生態系カズクン」で第3回日本劇作家協会新人戯曲賞受賞、1999年には「IRON」が第44回岸田國士戯曲賞最終候補作に選抜されるなど、現実と虚構の狭間を漂うような作風で高い評価を得る泊篤志。最新作は「愛と幸福と政治」をテーマに描くポリティカル悲喜劇。家庭内の些細な問題を解決しようとしていたはずが、いつの間にか大きな政治的運動に巻き込まれてしまう、ある家族の物語をお届けします。
隣の芝生が青いのも
夫の帰りが遅いのも
愛がちょっと足りないのも
いったい誰が悪いのさ
小劇場セット券2019販売のお知らせ(予定枚数を終了しました)
11月~12月にかけて上演する小劇場系3演目をお得に観劇いただけるセット券を販売します。
通常価格 8,800円 ⇒ 3演目セット券 6,500円 ※2,300円お得!
【対象公演】
11月16日~17日上演 田上パル「Q学」
11月22日~24日上演 飛ぶ劇場Vol.41「ハッピー、ラブリー、ポリティカル」
11月30日~12月1日上演 劇団いちびり一家+南河内万歳一座☆オールスターズ 「デタラメカニズム」
あらすじ
あるところに14階建てのまあまあこじゃれたマンションがありました。
最寄りの駅から徒歩10分という好立地。そのマンションの隣にぽっかりと空き地がありました。
ずいぶん前からずっと空き地のままのその土地には幽霊が出るとか昔は刑場だったとか色んな噂がありました。物騒なので公園にでもならないか・・・といった意見がある中、児童福祉施設の計画が持ち上がりました。マンションの住人が喜ぶかと思いきや「子どもがうるさい」とか「施設の子どもがいると風紀が乱れる」などと反対意見が多数持ち上がりました。少数ながら「そんな施設があってもいいじゃないか」という人たちも居ました。マンションの管理組合で話し合いが始まりました。賛成派、反対派、それぞれの意見は平行線です。やがて投票で決めようということになりました。案の定、マンションの中がギスギスしてきます。さあ投票の行方やいかに。
住民の幸せとは何なのか。多数派がえらいのか。民主主義に愛は無いのか。
飛ぶ劇場がお届けするポリティカル悲喜劇。
作・演出
泊篤志
出演
桑島寿彦、内山ナオミ、寺田剛史、木村健二、中川裕可里、
文目卓弥、角友里絵、佐藤恵美香、秋山実里、深月望加
日替わり出演
11/22(金) 葉山太司
11/23(土) 脇内圭介
11/24(日) 藤原達郎
お問い合わせ
飛ぶ劇場
TEL 093-372-0299
備考
主催/飛ぶ劇場
提携/北九州芸術劇場