400年前の悲恋の物語を更新!運命と地点の物語へ
北九州を拠点に全国で躍進を続けるブルーエゴナクが、北九州芸術劇場 小劇場を舞台に古典に初挑戦!
数あるシェイクスピア作品の中でも最も有名な作品の一つ「ロミオとジュリエット」。生まれ落ちた地点と降り掛かる運命に抗う若者の悲恋の物語を、現代を舞台にした長編モノローグ作品として再構築。長大な語りの果てに紡ぎ出される、真実の愛の行方は…?
原案
W・シェイクスピア「ロミオとジュリエット」
作・演出
穴迫信一
【コメント】
〈言葉の魔術師〉とも称されるシェイクスピアの作品には、リズムを意識した詩的な語りと日常的な会話とが混ざり合っています。強い音楽性を持つその言葉たちを、エゴナクの持つ独特のリリック〈歌詞〉のような台詞を用いて、現代を生きる詩情へと更新します。400年前に書かれた〈事/言葉〉たちは、まるで現代を写す鏡のように今の僕らを照射します。全編を書き換える作業は、その光が、なるべく眩しく、そして遠くまで届くように、鏡を磨きなおす作業そのものです。
出演
平嶋恵璃香(ブルーエゴナク)、鈴木隆太、中川裕可里(飛ぶ劇場)、脇内圭介(飛ぶ劇場)、
高山実花、中村幸(劇団ヒロシ軍)、姉川華(劇団ひまわり)、大石英史
劇団プロフィール
福岡県北九州市拠点。作・演出である穴迫信一の元ラッパーという経歴から〈演出に独特のビート感・戯曲に叙情的なリリック〉を用いた、音楽の感度を生かした手法が特徴。劇場のみならず、商店街やモノレール車内など日常的な空間を使った上演も多数行っている。また北九州以外にも、高松市アーティスト・イン・レジデンス2016や、ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム“KIPPU”に選出されるなど、活動地域も広がりを見せている。
プレトーク
6月14日からの公演に先立ち、原作W・シェイクスピア「ロミオとジュリエット」についてのプレトークを開催いたします。
「ロミオとジュリエット」とは何が描かれている物語なのか、なぜこの物語が400年以上語り継がれ、今も上演され続けているのか。原作の世界に迫り、公演をさらに楽しむためのプレトーク。どうぞお楽しみに!
[トーク登壇者]
アダム・ヘイルズ (北九州市立大学 准教授/イギリス・シェイクスピア史研究)
穴迫信一(ブルーエゴナク代表・劇作家・演出家) 他
日時:6月2日(日)13:00~14:30 ※受付は12:45より
料金:無料(定員20名、先着順)
場所:北九州文学サロン
小倉北区京町一丁目5番9号ビル1階(京町銀天街内)
申込:egonaku@gmail.comに氏名、年齢人数、電話番号を明記の上お申し込みください。こちらからの返信を持ってご予約完了とさせていただきます。
<受付開始は5月14日13:00より>
主催:ブルーエゴナク
協力:北九州文学サロン
お問い合わせ
ブルーエゴナク
egonaku@gmail.com
TEL 080-9144-6699
備考
主催/ブルーエゴナク
提携/北九州芸術劇場