クリエイティブリユース×演劇が生み出す新たなアートの可能性とは
アートによってうまれる新しい“つながり”とは?そしてコーディネーターはその出会いの場をどのように作っていくか、アートを起点に“ひと・もの・まち”をつなぐ取り組みについて考えます。
今回は、廃材にクリエイティブなアイデアを加え新しい命を吹き込む「クリエイティブリユース」で注目される大月ヒロ子さんと、2010年に公立劇場演劇部門の芸術監督に国内史上最年少で就任し、劇場を拠点にまちや人々をつなぐ演出家・多田淳之介さんをお招きします。
廃材でのものづくりや演劇の創作体験などを通じてアートの力を再発見し、コーディネーターに必要な視点や企画づくりのヒントを探ります。
10/8実施 オープンレクチャーvol.1『日本の現代演劇噺史 ~演出家を中心に』はこちら
10/13・14実施 アーティストや舞台芸術に関わる方のためのクラス「まちとつくる、アート・舞台芸術の可能性を探そう~門司港編~」はこちら
劇場塾とは
これからの地域文化の振興を担う人材の育成や人的ネットワークの形成を目的に、舞台芸術分野の専門家を招いたレクチャーやワークショップなどを開催します。
講師
大月ヒロ子(有限会社イデア代表取締役、ミュージアム・エデュケーション・プランナー)
【プロフィール】
美術館学芸員を経て、ミュージアムづくり、展覧会監修、コミュニケーションや学びを誘発する空間デザインを手がける有限会社イデアを設立。
大阪府立大型児童館ビッグバン総合プロデューサー、東京国立近代美術館客員研究員、国立歴史民俗博物館客員准教授を歴任。
2013年、日本初のクリエイティブリユース拠点IDEA R LABを開設。実験室、レジデンス、マテリアルライブラリー、アーティストルーム、シェアアパート、物々交換所などクリエイティブリユースをキーコンセプトとした場を運営。
多田淳之介(演出家、東京デスロック主宰、富士見市民文化会館キラリふじみ芸術監督)
【プロフィール】
古典、現代戯曲、ダンス、パフォーマンス作品や、地域や学校での演劇を専門としない人との創作、ワークショップも積極的に行い、演劇の持つ対話力・協働力を広く伝える。韓国、東南アジアとの海外共同製作も多数。APAFアジア舞台芸術人材育成部門ディレクター。東京芸術祭プランニングチームメンバー。高松市アートディレクター。四国学院大学非常勤講師。
スケジュール
12月20日(木)14:00~18:30
■14:00~15:30
「モノの見方が変わる?クリエイティブリユースから広がる世界」
講師:大月ヒロ子
■15:40~17:10
「劇場を拠点に、ひと・もの・まちをつなぐ」
講師:多田淳之介
■17:20~18:30
「パペット人形をつくろう」
講師:大月ヒロ子
12月21日(金)10:30~17:00
■10:30~12:30
「廃材から物語をつくろう~演劇とクリエイティブリユースのコラボワークショップ~①」
講師:多田/大月
■13:30~15:30
「廃材から物語をつくろう~演劇とクリエイティブリユースのコラボワークショップ~②」
講師:多田/大月
■15:40~17:00
「トークセッション」
講師:大月/多田
※都合により、スケジュールの一部が変更になる場合があります。
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
助成/文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会