まだ見ぬこのまちの物語
第一線の演出家が北九州で約1ヶ月滞在制作を行い、北九州そして東京でも上演する北九州芸術劇場プロデュースシリーズ。9作目の今回は、人間のデリケートな内面をシュールな笑いと絶妙なリアル感で描くノゾエ征爾が登場。蜷川幸雄の意を継ぎ『1万人のゴールド・シアター2016』の脚本・演出も手がけるなど、今最も注目の演出家が描く北九州の物語。
作・演出
ノゾエ征爾(のぞえせいじ)
俳優、脚本家、演出家。劇団「はえぎわ」主宰。95年大学在学中、演劇を始める。99年に「はえぎわ」を始動。以降、全作品の作・演出を手がける。12年、『○○トアル風景』で第56回岸田國士戯曲賞受賞。北九州芸術劇場には翌13年、リーディングセッションvol.22『続・世界の日本人ジョーク集』で登場。映画やTVドラマなど映像作品にも俳優として多数出演。海外戯曲の潤色・演出や、高齢者施設での巡回公演、地方での創作活動など外部での活動も精力的に行っている。本年5月にはPARCO劇場『ボクの穴、彼の穴。』(訳:松尾スズキ)の脚本・演出、8月に劇団新作本公演、12月には蜷川幸雄企画・原案『1万人のゴールド・シアター2016』の脚本・演出を手がけるなど、枠にとらわれない創作活動が注目を集めている。
出演
椎木樹人(万能グローブ ガラパゴスダイナモス)、中薗菜々子、山中志歩、片渕高史(宇都宮企画)、三好美優(劇団ルアーノデルモーズ)、脇内圭介(飛ぶ劇場)、高山実花(モンブラン部)、鈴木隆太、青木裕基(飛ぶ劇場)、中前夏来、橋本隆佑(超人気風族)、森川松洋(バカボンド座)、梨瑳子、原岡梨絵子(劇団ショーマンシップ)、荒巻百合、目次立樹(ゴジゲン)
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655 (10:00~19:00)
備考
主催/公益財団法人北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市、あうるすぽっと(公益財団法人としま未来文化財団)≪東京公演≫
助成/平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
企画・製作/北九州芸術劇場