北九州で暮らす人々の“記憶”をもとに物語を描く
北九州の街に長年暮らしてきた高齢者の方々に、子ども時代のこと、青春時代のこと、初恋や結婚、仕事、趣味のことなど様々な“思い出”や“記憶”を劇作家たちが直接インタビューし、その記憶の断片をちりばめながら演劇的に脚色し、戯曲に仕上げ舞台化する「Re:北九州の記憶」。
5年目を迎えた今年度は、福岡・熊本など九州を拠点に活躍する5人の劇作家が、市内に住む76歳~84歳までの男女にインタビューを行いました。終戦日に母と娘が川へ洗濯に行って日本兵と会う話、子どもとお手伝いさんが戸畑へ映画を見に行った話、門司の喫茶店で繰り広げるヤンキーの恋の話、葬儀で弔辞を読む話などの物語が、当時の面影とともに舞台の上で鮮やかに蘇ります。
街の歴史や様子、個人の歴史を感じながら、それぞれの記憶をお楽しみください。
インタビュー協力
有田深雪さん、角田桂子さん、坂根啓子さん、瀧口知宏さん、安田潤兒さん、矢野英枝さん
構成・演出
内藤裕敬(南河内万歳一座)
作
穴迫信一(ブルーエゴナク)、鵜飼秋子(さかな公団)、大迫旭洋(不思議少年)、寺田剛史(block)、渡辺明男(バカボンド座)
出演
有門正太郎(飛ぶ劇場、有門正太郎プレゼンツ)、内山ナオミ(飛ぶ劇場)、内田ゆみ(さかな公団)、大迫旭洋(不思議少年)、小田晏雄、片渕高史(宇都宮企画)、高野由紀子(演劇関係いすと校舎)、寺田剛史(飛ぶ劇場)、宮村耳々、森岡光(不思議少年)、森川松洋(バカボンド座)、りんご(空中列車)
関連企画 朗読公演「よむ、記憶」
作品名:小文字焼きの話
作:藤本瑞樹(二番目の庭)
出演:葉山太司(飛ぶ劇場)、内田ゆみ(さかな公団)、宇都宮誠弥(宇都宮企画)、片渕高史(宇都宮企画)
日程:2016年12月18日(日)16:00~
会場:中央図書館カフェテリア(カフェ・ラポール中央図書館)
料金:鑑賞無料(要ワンオーダー)
定員:30名(先着順) *定員に達したため受付は終了しました
内容:朗読公演、及び郷土史書籍紹介など=60分程度
申込:お名前・年齢・住所・電話番号を表記の上、下記宛先までメールかFAX・電話にてお申込みください
宛先:info@kitaya505.com
FAX 093-952-4332/TEL 090-2502-0923(藤本)
問合:TEL 090-2502-0923(藤本)
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655(10:00~19:00)
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
助成/平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
企画・製作/北九州芸術劇場