わずか数10センチの距離で繰り広げる、エネルギーに満ちたダンス6作品が登場!
公募によって選ばれた6組が上演する20分以内のダンスパフォーマンスを「観る」ことで応援!観客の反応を受けて作品は成長します。鑑賞後にご記入いただくアンケートに作品1つひとつの感想を寄せ、あなたも若き振付家を応援しませんか?
出演団体
おやじFlavors「オレジカン」
ダンスと出会って6年。もう、踊る前の自分がどんなだったか思い出せない。ダンスは役職なんて関係ない、自分が自分でいられる「ジカン」自分のダンスがお客さんを笑顔にする。その笑顔が自分を元気にしてくれる。そんな「ジカン」がやみつきになったおやじ達。今日も俺の時間がやってきた!「ダンス」で人生が変わったおやじ達の6年間が詰まった作品。
【振付】百田彩乃
【出演】上田博文、松岡正法、吉松昌則、石上正和、高森泰行、寺尾創、中村信芳、三反田裕希
【プロフィール】6年前に北九州芸術劇場で行われた伊藤キム氏発案の「おやじカフェ」に集まったメンバーを中心に構成される。 主に北九州市内のイベントに参加。昨年は年間30 公演を越える回数を誇り、今年もそれを越える勢いで活動中。主な活動:NHK北九州支局「いっしょにハレピョン」PV、門司港レトロ「イタリアンフェスタ」、パーキンソン病シンポジウム、北九州モノレール「モノレールまつり」、まつり起業祭八幡、等。
山本泰輔×福島由美 「裏がわのふたり」
しらぬ間に
うつり変わるは 腹のなか
ふたりの日常 そのうら事情
【振付】山本泰輔
【出演】山本泰輔、福島由美
【プロフィール】
山本泰輔:東野祥子に師事、BABY-Qに参加。福岡へ移り、マニシア主宰のWaLEwale wOrksにて、幅広い世代と共に踊る。音楽家との即興公演も多数。九州でのダンス公演にて、様々な振付家の作品に出演している。
福島由美:「混浴温泉世界2012」「踊りに行くぜⅡ」「北九州芸術劇場DDW2015」等で客演や作品上演を行う。非言語コミュニケーションをコンセプトとしたダンスプロジェクト「Magnet Room」主宰。人対人の繋がりから生まれる【空間づくり】を目指す。
じゃんじゃかじゃんじゃん団 「人は何かを達成するために,( )を犠牲にする.」
何かを達成するためには、何かを犠牲にしなければいけない…とまでは、言い切れないが、そう感じてしまうことは日常生活の中で度々ある。仕事を優先すると家族の時間が減ってしまったり、お金を沢山稼ごうと思うと自由な時間が減ってしまったり…
本作品では、2人の人間の間で起こりうるトレードオフ(一方を得れば一方を失う、という関係)を、ダンスというジャンルにとらわれず、様々な表現方法をとりいれて表現することに挑戦する。
【振付・出演】吉村理沙・山口晏奈
【プロフィール】2016年結成。神戸を拠点に活動中。高校時代の先輩、後輩の関係で、練習場ではすぐにふざけあう。振付では、「本気のふざけ」から生み出される表現に注目し、作品に取り入れている。
Kami「夜ふけにあるく」
今、私の内側に沸き起こる事は果たして過去からのものか?未来からのものか?過去と現在と未来は互いに影響し合っている。私とは時空を超えた存在。
【振付】Kami(あゆみ、うーみん、ハミ)
【出演】あゆみ、うーみん、ハミ
【プロフィール】3人は福岡でコンテンポラリーダンスを媒体に出会い、繋がるがそれぞれやってきたダンスのジャンルも踊りのスタイルも年齢も生き方も違っている。よって表現の仕方が違う。それぞれの持つダンスの色と生活から滲み出る表現を尊重し、ときに共有しながら作品にエネルギーを注ぐ。現在、あゆみ・ハミは福岡在住。うーみんは大分在住。今回が初のコラボ作品となる。
五島真澄 「NOBODY」
外に出るともう一人の自分になる。
そっちの方が楽だから。
別の人格という鎧を被る。
あらゆる傷から私を守ってくれるから。
どんな攻撃を受けても、私の心臓までは届かない。
私は、何者でもない。
【振付・出演】五島真澄
【プロフィール】91年生まれ。高校卒業後、様々な演劇・ダンスワークショップの現場に携わるうちに自身も舞台に立ち始める。これまでに「踊りに行くぜ!Ⅱ」、「横浜ダンスコレクションEX」、「福岡ダンスフリンジフェスティバル」などに出演。演劇作品にも多数出演。音、言葉と身体の関係性とその先に生まれる動きに重きを置いている。ダンスユニットちびとのっぽ、パフォーマンスユニットPUYEYメンバー。イラストを描くのが好き。
木村玲奈・西岡樹里 「紫川近くより 砂金の踊り」
砂金の事がふと思い浮かんだ。
砂金の探し方とダンスの探し方は、私達にとって何処か似ている。
「砂金は比重が大きいので川底に露出し続けることは無い。川に目星をつけ砂がたまりやすい層を捜す。砂を掘り起こし揺り板で丹念に流水を使って洗いながら砂金を選別する。熟練者でも1日がかりで得られる金の量はわずか。(Wikipedia参照)」
【振付・出演】木村玲奈・西岡樹里
【プロフィール】幼少よりダンスと共に生きてきた二人は2012年、神戸で出逢う。木村は環境や言葉においての身体の変化や状態、在り方に興味を持ち、色々な土地で作品制作を試みている。西岡は多作家の作品に参加。また自身で作品制作も行う。踊ること、つくること、みせること、生きることを模索しながら、ダンスを見ない人、関わらないで生活する人が居る事を考えると、ダンスの仕事に向かう腹が据わる二人の初めての共同作品・共演。
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655 (10:00~19:00)
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
助成/平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
協力/北九州まなびとESDステーション
企画・製作/北九州芸術劇場