76年前に三好十郎が作品に託した言葉が鮮烈に響く、上演時間4時間の長編戯曲
夏も終わりの千葉市郊外の海岸。洋画家久我五郎は自己の芸術を信じ、肺を病む妻の美緒を看護しながら困窮と闘っている。彼を排する低俗な画壇、財産の譲渡を迫る家族など、苦境のうちに妻の病気は次第に悪化していく。戦地へ赴く親友が五郎を訪ねた数日後、その献身的な努力もむなしく美緒の病状が急変。その枕元で、五郎は万葉の歌を必死に詠みあげる。
葛河思潮社とは
長塚圭史が演劇のさらなる可能性を探るべく立ち上げたソロプロジェクトです。このプロジェクトでは、劇作家・演出家でもある長塚が自分の描いた脚本を演出するというスタイルにこだわらず、あらゆる素材から演劇作品を作り上げていきます。また、ワークショップやリーディングといった手法を創作のプロセスに取り入れ、長期的視点に根ざした作品創りを志向します。さらには地方公演などにも積極的に取り組み、常に刺激的な作品を広く発信していくフィールドです。
作
三好十郎
演出
長塚圭史
出演
田中哲司、原田夏希、佐藤直子、谷田歩、木下あかり、池谷のぶえ
山﨑薫、柳下大、中別府葵、菅原永二、深貝大輔、長塚圭史
お問い合わせ
ピクニックチケットセンター
TEL 050-3539-8330(平日11:00~17:00) http://www.picnic-net.com/index.html
備考
主催/RKB毎日放送、ピクニック
助成/平成28年度 文化庁劇場・音楽堂等活性事業
協力/北九州芸術劇場
企画・製作/ゴーチブラザーズ