「演劇LOVE」を掲げる、東京デスロック・多田淳之介を迎えます!
演劇界の第一線で活躍する演出家を招き、独自の手法で上演する北九州芸術劇場リーディングセッション。作品創りの特徴は、役者は脚本を手にしていることだけをルールにどんな演出もありえること、生演奏の音楽とのジョイントであること、本格的なスタッフワークが入ることなどです。役者の稽古から本番までを約1週間に凝縮して、作り手にもお客様にも演劇のエッセンスを味わっていただこうというこの人気企画、第27弾は、「演劇LOVE」を掲げる多田淳之介を迎えます。俳優の身体、観客、劇場空間を含めた「今、ここに現れ出てくるもの/こと」に焦点を当てた躍動感溢れる演出や、国内外問わず行う地域に滞在しての作品創作やアウトリーチ活動で高い評価を得ています。この機会に、奮ってご応募ください。
演出
多田淳之介
演出家、俳優。1976年福井県生まれ、千葉県柏市出身。東京デスロック主宰、富士見市民文化会館キラリふじみ芸術監督、青年団演出部。俳優の身体、観客、劇場空間を含めた、現前=現象をフォーカスした演出が特徴。古典から現代戯曲、ダンス、パフォーマンス作品まで幅広く手がける。「演劇LOVE」を公言し、地域、教育機関での創作、アウトリーチ活動を通じて演劇の持つ対話力、協働力を、演劇を専門としない人へも広く伝える。韓国、フランスでの公演、共同製作など国内外問わず活動する。俳優としても他劇団への客演や、映画、TVドラマにも出演。2013年、日韓共同製作作品『 カルメギ』において韓国でもっとも権威のある東亜演劇賞演出賞を外国人演出家として初受賞。高松市アートディレクター。四国学院大学非常勤講師。
<コメント>
演劇はライブだから面白い。ということを逆説的に問い続けてきました。身体の圧倒的な現前性、声が空気を震わせ、発音によって意味を操り、二度と繰り返さない時間を観客と繰り返し共有すること、例え同じ言動を繰り返しても俳優の身体は常に変化し続け、時間が流れ続ける限り観客にも同じ瞬間は訪れない、それが演劇のライブ性です。ではなぜライブは面白いのか。それは今その瞬間を楽しむことが、自分の存在、生きていることを肯定的に感じさせるからではないでしょうか。今回のリーディングも、身体、言葉、音、時間、観客の存在を使って、ライブに拘った作品にしたいと思っています。北九州ではこれまで作品上演はさせてもらっていましたが、地元の俳優たちとゼロから作品を作るのは初めてで、かなり楽しみにしています。良いライブにしましょう。
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
助成/平成28年度 文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
企画・製作/北九州芸術劇場