一人ひとりの記憶の物語
北九州で暮らす高齢者に、若手作家がインタビューを行い、その“記憶”を基に物語を描く事業が2012年よりスタートしています。
4年目となる今回は、1964年の東京オリンピックに、八幡製鐵の選手を応援するために行った女性の話。昭和30年代の井筒屋で働く仕事終わりの2人の話。焼夷弾の被害を防ぐために天井板を外す父と娘の話など、今回も個人の中に眠っていたささやかな記憶から発想を得た新しい物語が、舞台の上で生き生きと、当時の面影と共に鮮やかに甦ります。
私たちの誰もが持っている、一人ひとりの“記憶の物語”を覗いてみませんか?
インタビュー協力
阿波八郎さん、恵原起世子さん、川村元治さん、小坂リツ子さん
鶴田怜子さん、比江島實千江さん、山間友彦さん、立野幸さん
構成・演出
鵜飼秋子(さかな公団)
作
穴迫信一(ブルーエゴナク)、鵜飼秋子(さかな公団)、塩津順子(のこされ劇場≡)
守田慎之介(演劇関係いすと校舎)、脇内圭介(飛ぶ劇場)
ドラマドクター
内藤裕敬(南河内万歳一座)
出演
青木裕基(飛ぶ劇場)、内山ナオミ(飛ぶ劇場)、高野由紀子(演劇関係いすと校舎)
寺田剛史(飛ぶ劇場)、松本未来(じあまり。)、宮村耳々、守田慎之介(演劇関係いすと校舎)
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
助成/平成27年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
企画・製作/北九州芸術劇場