ラッパ屋旗揚げ30周年記念公演!
ポップでハートフルな「大人が楽しめるコメディ」で、女性だけでなく多くの男性にも人気の劇団、ラッパ屋。前回公演『おじクロ』では、ももいろクローバーZにはまったおじさんを描き、普段は演劇とは無縁と思われる「ももクロ」ファンたちが劇場に足を運び話題となりました。
映画・テレビドラマでも脚本を手掛け幅広く活躍する鈴木聡が1984年に旗揚げした劇団、ラッパ屋。記念すべき30周年、第40回公演は、素敵な客演陣を迎え、喜劇作家として最近ますます磨きがかかっている鈴木聡の新作をお届けします!
鈴木聡より
ダチョウ課長はあまりにもダサイので陰でダチョウと呼ばれている課長なのだが、人生の大半をぼやぼや過ごしてきた。高度成長期からバブルへ、若い頃はそれでもなんとかなったのである。だが今やぼやぼやしてるとリストラされる。年金もまともに貰えるかわからない。永遠に戦争をしない国に生まれただけでも幸せだよね、と思ってきたがそれすら怪しくなってきた。困っちゃうなあ、俺、喧嘩とか競争とか苦手なんだよね、多少貧乏でも平和がいいよなあ、牛丼だっておいしいし、と吉野家のカウンターで冷蔵ケースを開けながらぼやぼや考えていたら、一つだけ残っていたお新香を隣の席のIT系の若者に取られてしまった。サバイバルの時代だ・・。
というわけでラッパ屋30周年記念公演「ダチョウ課長の幸福とサバイバル」。30周年というのは我ながらすごい。ぼやぼやしながらサバイバルもした、という稀有な例である。もうね、こうなったらね、意地でもぼやぼやしてやる。世知辛い時代を生きるダチョウたちやその家族や周囲の人々の七転八倒を、息もつかせぬおまぬけさと、めくるめくぼやぼや感満載でお届けしようと思う。いつもラッパ屋にシンパシーを持ってくれている素敵な客演の皆さんも駆けつけてくれる。嬉しい。楽しい。乞、ご期待!
ラッパ屋プロフィール
1983年、広告会社のコピーライターだった鈴木聡を主宰者として結成された、今年30周年を迎える老舗小劇団。 旗揚げ公演は、1984年11月、高田馬場にあった東芸劇場で上演された『ジャズと拳銃』。「大人が楽しめる芝居づくり」を標榜し、小劇場には珍しく30~40代以上の男性客も多数。「おまぬけなコメディだがキュンときてズンとくる」と評判。演劇ビギナー、演劇マニア、OL、主婦、業界人、小市民など幅広い層より支持されている。劇団公演としては『おじクロ』を含め、35本の新作、4本の再演作品を上演。
脚本・演出
鈴木聡
出演
おかやまはじめ、俵木藤汰、木村靖司、中野順一朗、三鴨絵里子、岩橋道子、弘中麻紀、大草理乙子
ラサール石井(客演)、小林健一(客演)、ともさと衣(客演)
岩本淳、浦川拓海、宇納佑、武藤直樹、福本伸一
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市