MONO 第40回目の公演はダンディな会話劇!
いつの時代かはわからない。
とにかく、そこには窃盗団を名乗る男たちがいた。
世界に爪痕を残そうと、次々と悪事を繰り返す。
しかし、手応えがないのだ。
うぶな彼らは今日も空をさまよう。
MONO第40回公演はメンバー5人でお贈りするダンディーな舞台!
土田英生より
MONOは1989年に結成して、24年も経ってしまいました。ずっと安定していた訳ではなく、劇団としても迷った時期はありますし、解散を考えたこともあります。メンバーの顔ぶれも少し変化しましたし、互いの関係にも様々な事柄があって進んできました。それはこれからも続くことでしょう。しかし、最近はやや突き抜けた感じすらあります。MONOメンバーで集まるときなどの独特な空気は、個別の作品創作だけでは作り上げることはできないと感じます。大げさに言えば長い間かけて 一つの作品を作っているとも言えます。この空気の正体をきちんとした方法論でみせられないかと思ったのが今回の作品のスタートです。ですから、客演も呼ばず、メンバーだけで芝居を創ることにしました。「地獄でございます」以来ですから……結構、久しぶりです。乗り物の中だけのシチュエーションで、そうした空気を持ったバカバカしい会話を繰り広げます。笑いをまとった会話の先に、情緒を生み出したいと思っております。
架空の世界、時は多分未来。いや、過去かもしれませんが、廃墟となった世界の中で、今よりも確実に貧富の差がある社会。そんな中を空に浮かぶ乗り物で移動する窃盗団。この5人の窃盗団は、人々が「所有すること」に疑問を抱き、持てるものから物を奪い、持たない物へ配って、富野再分配をするこの時代の「ねずみ小僧」的な存在です。そんな彼らは……今日も空を漂っています。しかし、どうやら迷っているようです。
作・演出
土田英生
出演
水沼健、奥村泰彦、尾方宣久、金替康博、土田英生
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655
備考
MONO WEBサイト/http://www.c-mono.com/