日本を代表する伝統芸能 抒情的な太夫の語り、流麗な三味線の調べ
北九州では昭和38年より、多くの文楽ファンに支えられ、今年で46回目を迎える人形浄瑠璃「文楽」。
今年度の昼の部は、「桂川連理柵」から六角堂の段、帯屋の段、道行朧の桂川を上演します。1761年に桂川(京都)で遺体で見つかった、親子ほど年の違った成人男性と少女の事件を、浄瑠璃ですぐに心中として取り上げた本作。安永5年(1776)、北堀江市の側芝居で初演され、菅専助の上下二巻の世話物を、今回は下の巻(六角堂、帯屋)と後に補われた道行と共にお楽しみいただきます。
夜の部は、昭和16年(1941)、四ツ橋文楽座で初演され、二人の禿が羽根をつき、鞠をついて遊ぶ京の遊郭・島原の情景を描いた愛らしい景事「二人禿」と、人形浄瑠璃の黄金期、延享4年(1747)に竹本座で初演され、浄瑠璃三大傑作の一つに数えられる「義経千本桜」から、落人となった平維盛が隠れていた吉野で、維盛を探し来た妻子に偶然に再開する、すしやの段をお贈りします。
演目
【昼の部】
「桂川連理柵」六角堂の段
帯屋の段、道行朧の桂川
【夜の部】
「二人禿」、「義経千本桜」すしやの段
親子ペア各回30組ご招待
日頃触れる機会の少ない日本の伝統芸能の素晴らしさを、お子様と一緒にぜひご覧ください。
■対象
小学生~高校生とその保護者(未就学児入場不可)
■応募方法
往復ハガキに、保護者の氏名・住所・電話番号・お子様の氏名・学校名・学年・ご希望の部(昼の部・夜の部)を記入の上、下記宛先までお送りください。
■申し込み先
〒803-0812
北九州市小倉北区室町1丁目1-1-11-7F
北九州芸術劇場「文楽」親子招待係
■締切
2013年2月17日(日)必着 ※応募多数の場合は抽選となります。
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655
備考
主催/北九州市、(財)北九州市芸術文化振興財団
ウェルとばたHP/http://www.wel-tobata.jp