WILLKOMEN, BIENVUNUE, WELCOME!ようこそ、退廃と享楽の『キャバレー』へ!
世界中の人々が愛してやまない、愛と哀しみと退廃と孤独に溢れるミュージカル『キャバレー』。
新演出には、「エリザベート」「モーツァルト!」で、その才能を如何なく発揮し続け、独自の美学に溢れた世界を創り出すことでは並ぶ者のいない、日本ミュージカル界最高のヒットメーカー、小池修一郎氏。ミュージカルを知り尽くす男が、満を持して、一筋縄ではいかない『キャバレー』の世界に真正面から挑む。
時代の狂騒の裏に潜む暴力の連鎖と、極限下の切ない恋を、ミュージカルだからこその華やかで猥雑なショー・ナンバーに乗せて、朽ち果て行くキャバレー空間の中で、描き出す。
そこに現われるのは、虚飾にまみれた、病んだ1929年ベルリンのキャバレーだ。
ストーリー
1929年、放浪の作家クリフは退廃の都ベルリンに流れ着き、女主人シュナイダーの下宿に腰を落ち着ける。
そこには心優しい果物商シュルツ、水兵相手に体を売る娼婦コストらが住んでいた。夜毎刹那的な宴が繰り広げられるキャバレー『キット・カット・クラブ』でクリフは美しい歌姫サリー・ボウルズと出会う。奔放なサリーは彼の下宿に転がり込み、二人はいつしか恋仲に。妊娠したサリーとの生活のため、ドイツ人の友人エルンストから頼まれた怪しげな運び人の仕事を引き受けるクリフ。シュナイダーはシュルツとの老いらくの恋を実らせる。婚約パーティを訪れたエルンストは、シュルツがユダヤ人と知るやシュナイダーに強い警告を発する。
彼は勢いを増すナチスの党員だった・・・。
戦争の足音が高まる大きな時代の流れの中、二組のカップルはどんな人生を選択するのか?
・・・キャバレーの妖艶なEmceeが、その全てを操るがごとく、歌とダンスで物語をつむいでいく・・・。
出演
藤原紀香、諸星和己、阿部力
大山真志、香取新一、西田健二、安田栄徳、朱音
栗原朗子、栗山絵美、小嶋亜衣、森実友紀、吉元美里衣
秋山千夏、あべこ、小笠原みち子、谷口浩久、名児耶ゆり、花井京乃助、森山大輔、山崎義也
高嶺ふぶき、戸井勝海、杜けあき、木場勝己
スタッフ
脚本/ジョー・マステロフ
作曲/ジョン・カンダー
作曲/フレッド・エブ
修辞・訳詞・演出/小池修一郎
翻訳/薛 珠麗 音楽監督/甲斐正人 振付/桜木涼介 美術/二村周作 照明/笠原俊幸
音響/大坪正仁 衣裳/前田文子 ヘアメイク/CHIHARU 歌唱指導/山口正義 稽古ピアノ/中條純子
演出助手/西 祐子 舞台監督/二瓶剛雄
チケットクラブ先行予約(往復ハガキのみ)
受付:11月25日(水)~12月1日(火)必着
抽選:12月2日(水)11:00
引取期間:12月6日(日)~12月12日(土)
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655
備考
主催/(財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市・北九州市教育委員会
企画制作/ホリプロ