待望の蜷川シェイクスピア最新作 北九州芸術劇場に登場!
蜷川幸雄演出による、すべての役を男性俳優によって演じる人気のオールメール・シリーズ。
その最新作は、シェイクスピア喜劇の中でも人気の『じゃじゃ馬馴らし』。
注目のキャストは、歌舞伎の『NINAGAWA 十二夜』で麻阿役を演じ、新たな女形像として観客を笑いの渦に巻き込んだ市川亀治郎。舞台にとどまらず、様々なジャンルで活躍し、これが初めての蜷川演出となる筧利夫。同じく初参加となる、テレビ、映画、CM等幅広く活躍中の注目の若手俳優 山本裕典、オールメール・シリーズでは娘役ですべての作品に出演している月川悠貴など、蜷川作品ならではの個性的な面々が顔を揃えます。
この秋一番の話題作になること間違いなしの、蜷川シェイクスピアにご期待ください。
あらすじ
舞台はイタリア。学問の都パドヴァに、キャタリーナとビアンカという姉妹がいた。このふたり、妹のビアンカが従順で美しいのに対し、姉のキャタリーナは鼻っ柱の強い“じゃじゃ馬”で、男などまるで眼中にない。
ある日、姉娘の行く末を心配した資産家の父バプティスタが、妹の求婚者たちに「姉の嫁ぎ先が決まるまで妹は誰とも結婚させない」と宣言しているところに、ピサの裕福な商人の息子ルーセンショーがやってくる。修学のためにこの地を訪れたルーセンショーだったが、彼もまたビアンカに心を奪われてしまい、学問などそっちのけで、一計を案じて召使のトラーニオに自分になりすますよう命じる。
折しも、ヴェローナからはペトルーチオという名の紳士がやってくる。妹娘の求婚者のひとり、ホーテンショーから事の成り行きを聞いたペトルーチオは、自分もまた結婚相手を探していること、しかも相手は金さえあれば誰でもよいことを告げ、強引にキャタリーナとの結婚話を進める。破天荒なペトルーチオに辟易するキャタリーナだったが、姉娘の貰い手をみつけたバプティスタは大いに喜び、話はとんとん拍子に進んでいく。
果してキャタリーナとペトルーチオはうまくいくのか?そしてルーセンショーとビアンカの恋の行く末は…?
演出
蜷川幸雄
作
W.シェイクスピア
翻訳
松岡和子
出演
市川亀治郎、筧利夫、山本裕典、月川悠貴
磯部勉、原 康義、廣田高志、横田栄司、日野利彦、妹尾正文、大川ヒロキ、岡田正、清家栄一、飯田邦博、新川将人、井面猛志、澤魁士、田島優成、川口覚(さいたまネクスト・シアター)、五味良介、宮田幸輝、石橋直人、荻野貴継
スタッフ
美術/中越司 照明/大島祐夫 衣裳/宮本宣子 音響/井上正弘 ヘアメイク/佐藤裕子
音楽/阿部海太郎 振付/広崎うらん 擬闘/栗原直樹 演出補/井上尊晶
演出助手/藤田俊太郎 舞台監督/濱野貴彦
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655
備考
主催/(財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市、RKB毎日放送
特別協賛/久光製薬株式会社
制作/(財)埼玉県芸術文化振興財団、ホリプロ
企画/彩の国さいたま芸術劇場シェイクスピア企画委員会