超能力者、人語を話す猿、息の止まるような美女、顔に刺青を施した狂人エトセトラが入り乱れるSFスペクタクル時代劇!
芥川賞作家・町田康の小説・舞台化作品『パンク侍、斬られて候』が上演決定!超能力者、人語を話す猿、息の止まるような美女、顔に刺青を施した狂人などエトセトラが入り乱れるSFスペクタクル時代劇!出演は本作の脚本・演出も手掛ける山内圭哉をはじめ、舞台上で抜群の存在感を放つ小島聖、中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)、廣川三憲(ナイロン100℃)、加藤啓(拙者ムニエル)さらに…大谷亮介と宇梶剛士など個性豊かな実力派メンバーが集結。破天荒で荒唐無稽?とにかくむちゃくちゃ面白いSFスペクタクル時代劇にご期待下さい。
あらすじ
おそらく江戸時代。 平和極まりない黒和藩の街道に謎の牢人・掛十之進が現れる。掛は、 そこにいた盲目の少女を連れた巡礼中の老人を、突如斬り殺す。居合わせた藩士・長岡主馬に理由を問われた掛十之進は、この老人が「腹 ふり党」の一員であり、この土地に恐るべき災厄をもたらすに違いない から事前にそれを防止した、というのだった・・・。 「腹ふり党」とは、この世は巨大なサナダ虫の体内で、真正世界に外脱するためにはサナダ虫の糞にならなければならず、そのためには愚行をつくさなければならない、などと説く、全くいい加減な新興宗教で、殺人・強姦・物取りといった犯罪を肯定するわけなので、意外と多くの人が共鳴してしまい、瞬く間に蔓延、多くの藩が壊滅していたのだった。 十之進はそのいかがわしい弁舌と剣の実力を駆使し、腹ふり党対策要員として黒和藩に採用されることに成功する。 黒和藩出頭家老・内藤帯刀と同家老職の大浦主膳は、お互いに「生理的にイヤ」という理由のみで長期に渡り対立を続けてきた。内藤は、この腹ふり党騒動を利用して、大浦主膳の失脚を画策する。 しかし、内藤の密偵・江下レの魂次の調査により、腹ふり党は既に壊滅していたことが判明。掛は処刑の危機に晒されるが、策士・内藤は、ある計画を思いつく。 しかし・・・その計画は、思いもよらぬ展開へと・・・
原作/脚本・演出
原作/町田康 脚本・演出/山内圭哉
出演
山内圭哉/小島聖/
中山祐一朗(阿佐ヶ谷スパイダース)、廣川三憲(ナイロン100℃)、加藤啓(拙者ムニエル)、林克治(カリカ)
福田転球(転球劇場)、高木稟(転球劇場)、橋田雄一郎(転球劇場)/
腹筋善之介(Piper)/宇梶剛士/大谷亮介 ほか
スタッフ
美術/池田ともゆき 照明/柿嵜清和 音楽/あらかじめ決められた恋人たちへ
音響/大木裕介(Sound Busters) 衣裳/三大寺志保美 メイク/河村陽子(DaB/vitamins)
映像/冨田中理 殺陣/腹筋善之介(Piper) 演出助手/渡邊千穂 舞台監督/谷澤拓巳+至福団
宣伝美術/東學(188) 宣伝写真/谷敦志 宣伝メイク/西岡達也(vitamins)
制作/永田聖子、長谷川由美、荒川ちはる
プロデューサー/仲良平(よしもとクリエイティブ・エージェンシー) 加藤ともみ(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655
備考
制作/ネルケプランニング
製作/よしもとクリエイティブ・エージェンシー
主催/(財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市、北九州市教育委員会