その瞬間に記憶以外からは消えていく演劇。それが舞台の魅力のひとつです。
しかし、その瞬間の輝きを写真は残してくれます。その一枚の写真を通して、記憶を思い出し改めてその瞬間への感動を呼び戻す場になればと、ここに展示いたします。
谷古宇氏は、演劇を志す若い人が撮影してもらうことを憧れる日本第一の舞台写真家です。80年代から谷古宇氏が撮られてきた本来数百点を越える作品の中から、北九州芸術劇場に登場した人を中心に80年代後半から最近の作品まで約70点を選ばせていただきました。著名人のTVや映画とは違った舞台上での表情や演劇人が作品にかける熱い思いを垣間見ることで、舞台の魅力をさらに感じてください。
谷古宇正彦(やこう まさひこ)
1947年東京都生まれ。現代日本における舞台写真の第一人者。多摩芸術学園写真科中退後、写真家・斎藤康一氏に師事。72年からはフリーランスの写真家として活動を始める。芸能・文芸誌の仕事を経て、80年代から演劇を中心に撮影。80年から89年にかけて、演劇雑誌「新劇」(後に「しんげき」)誌上で、名物グラビアページ「FACE」を担当し、新劇のベテランから小劇場の若手俳優まで多くの演劇人の素顔を紹介。現在は取材撮影のほか、新国立劇場をはじめ、こまつ座、地人会、加藤健一事務所、パルコ劇場、東急文化村などの劇場、制作集団のオフィシャル・カメラマンを務めている。雑誌での演劇人、舞台に関する連載も多く、それらをまとめた写真展を東京、大阪などでも開いている。
北九州芸術劇場では、「大砲の家」「冒険王04」「IRON」などのプロデュース公演を氏に撮影頂いている。
トークイベント
舞台の上で輝く俳優の姿。写真家・谷古宇氏から見たその魅力と、俳優として舞台でも活躍されているMONO代表・土田英生氏から、舞台写真の魅力を語ってもらいます。
【出演】谷古宇正彦、土田英生
【日時】3月15日(日)13:00スタート(12:30開場)
【料金】500円(40名・当日先着順)※整理券の事前配布はありません
【場所】北九州芸術劇場 小劇場
お問い合わせ
北九州芸術劇場 北九州演劇フェスティバル事務局
TEL 093-562-2620