子どもたちの心に美しい夢を贈ろう
「北九州市ファミリー劇場」は、毎年1回、北九州市が主催して行なっている文化事業です。幼い頃から舞台芸術に親しんでもらおうと企画され、今年で38回目を迎えます。幼少時に「角笛シルエット劇場」を鑑賞した子どもたちがお父さん・お母さんになり、今では、その子どもたちと一緒に「クックちゃんのおさんぽ♪」を歌ってくださる光景が見られるようになりました。
劇団角笛による影絵人形劇は、影絵ならではのあざやかで透明感のある色づかいと、光に満ちる画面で、子どもだけでなく大人が観ても十分に楽しめる内容です。かわいい人形たちが見るものを物語の世界へ引き込んでくれます。
毎年、幼稚園・保育園の子どもたちを中心に、たくさんのお友達が集まって、会場内は子どもたちの笑顔でいっぱい。親子で、またお友達と一緒に、どうぞお越し下さい。
劇団角笛プロフィール
『影絵の幻想美を全国の子ども達に』の思いから、1963年に影絵人形劇の専門劇団として旗揚げし、名称は角笛を吹きながら旅する牧童のように、「全国の子ども達に夢と希望と感動を」と言う願いを込めてつけられました。創立以来、次世代を担う子ども達に「最高のもの」を贈りとどけようと影絵劇を創りつづけ、その主旨に共感した一流のスタッフにも恵まれ、50作品以上を創りました。『ないた赤おに』(1969年)・『りゅうとびわ』(1977年)・『伝兵衛と鹿』(1984年)・『ごんぎつね』(1993年)が東京都優秀児童演劇選定で優秀賞、並びに厚生省中央児童福祉審議会特別推薦を受賞、1995年度上演作品『やさしいライオン』も優秀賞を受賞しています。「角笛シルエット劇場」の名称で海外・日本各地での公演を行い、1年間の公演日数は約180日に及び、子ども達を中心にした観客動員数は年平均約30万人を数えます。最近では親子2代で足を運ぶ光景も見られます。
作・演出・音楽
◎「ないた赤おに」
原作/浜田広介 脚色/山上路夫 演出/忠隈 昌 音楽/渡辺岳夫
◎「つのぶえのうた」
構成・演出/角笛文芸部 音楽/松山祐士
◎「花さかじいさん」
脚本・演出/杉井ギザブロー 音楽/芹澤廣明
出演
◎「ないた赤おに」 〔声〕宮城まり子
◎「花さかじいさん」 〔声〕三ツ矢雄二、日高のり子
スタッフ
影絵/まゆずみしずお 音響監督/田代敦巳 舞台監督/天田正樹 舞台制作/山中 勉
企画制作/白石武士
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655
備考
主催/北九州市、(財)北九州市芸術文化振興財団
後援/北九州市子ども会連合会、北九州市私立幼稚園連盟、北九州市保育所連盟