2年ぶりのカンパニー公演の出来立ての戯曲を先取りリーディング上演します!
北九州芸術劇場では演劇界の第一線で活躍する演出家を招き国内外の魅力的な戯曲を用いて、独自の「北九州芸術劇場リーディングセッション」を行い、大好評を得ています。その特徴は、役者は脚本を手にしていることだけをルールにどんな演出もありえること、生演奏の音楽とのジョイントであること、本格的なスタッフワークが入ることなどです。役者の稽古から本番までを1週間以内に限定して、作り手にもお客様にも演劇のエッセンスを味わっていただこうというこの企画に、今最も注目される演出家、演劇ユニット「チェルフィッチュ」主宰の岡田利規が登場します!
プロフィール
岡田利規(おかだ としき)
演劇作家・小説家。73年生まれ。97年ソロユニット「チェルフィッチュ」を結成。チェルフィッチュ(Chelfitsch)とは、自分本位という意味の英語・selfishが明瞭に発語されずに幼児語化した、という意味合いを持つ造語。04年2月発表の「3月の5日間」で、第49回岸田國士戯曲賞受賞。05年7月「トヨタ・コレオグラフィー・アワード2005~次代を担う振付家の発掘~」では最終選考会にノミネート。現代的な日本語による台詞と、それを話す際の日常的な身体性で演劇・ダンスの両面から注目されている。07年5月[KUNSTEN FESTIVAL DES ARTS](ベルギー・ブリュッセル)に参加。09年初頭ニューヨークJAPAN SOCIETYで上演予定。http://chelfitsch.net/助成:セゾン文化財団
小泉篤宏(こいずみ あつひろ)
73年東京の大田区に生まれる。97年よりインストバンド、サンガツを主宰。バンド名の由来は矢崎仁司監督の映画「三月のライオン」から。00年にジムオルークプロデュースの1stアルバム「サンガツ」をリリース。以降、3枚のリミックス作品、奥原浩志監督作品「波」のサウンドトラック、3rdアルバム「静かな生活」等、計6枚のアルバムをリリース。並行して行っているフィールドレコーディングでは、タウン・アンド・カントリーのBen Vidaのソロプロジェクト、Bird Showのアルバム「Green Inferno」に参加。現在は、メロディやリズムよりも音の動きや形にフォーカスした作品を制作中。
作・演出
岡田利規(チェルフィッチュ)
演奏
小泉篤宏(サンガツ)
出演
安藤真理、南波 圭
*以下オーディション合格者
石本径代、大木このみ (village80%)、大畑佳子 (飛ぶ劇場)、古賀菜々絵、塩出麻衣、高野桂子、富田文子、宮地悦子(演劇集団フリーダム)、奥村泰自(演劇微小集団ふわっとりんどばぁぐ)、木村健二(飛ぶ劇場)、上瀧征宏(テツ・レボ)、髙山力造(village80%、素体ル)
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655