「奇跡体験!アンビリバボー」(フジTV系)で紹介され、日本中を感動の渦に巻き込んだ、衝撃の実話が、遂に舞台化!!
「他人の不幸の上に自分の幸せを築くことは、私にはできません。」無実の罪でロシアに抑留された1人の男、蜂谷弥三郎。50年間、夫を信じ待ち続けた妻、久子。37年間連れ添った夫を祖国に送り返した、もう一人の妻、クラウディア。あまりの感動に涙が止まらない・・・過酷な運命が生んだ「真実の愛」。
ストーリー
太平洋戦争の終戦を朝鮮で迎えた、民間人 蜂谷弥三郎(佐々木蔵之介)。妻 久子(高橋惠子)と乳飲み子の久美子と共に日本に引き上げようとする折り、彼は突如、ソ連軍に捕らえられてしまう。身は潔白なので数日で釈放されるだろう、と言い残した弥三郎だがそれ以降、辿った運命は過酷の一言だった。
彼はスパイ容疑をかけられ、一方的な裁判の後、極寒のシベリアの強制収容所に送られた。幾度も死線をさまよったが、残してきた妻子を思い、執念で命をつないだ。しかし刑期を終えて出所しても、帰国は許されなかった。生きていく必要に迫られた彼はついにロシア国籍を取得する。そして自分とそっくりの境遇のクラウディア(斉藤由貴)と出会い、やがて結婚する。
ソ連崩壊後も、弾圧の恐怖から日本に連絡をとれない弥三郎。しかし彼の心の中は日本を思う気持ちでいっぱいなのをクラウディアは知っていた。ある安全な筋から日本で待つ妻・久子とついに連絡がとれた。久子は弥三郎の生存を信じて待ち続けていたのだった。
クラウディアは弥三郎を日本に帰すことを心に決めていた。「私は十分あなたと幸せな時間を過ごせました。今後のあなたの時間は、50年一人で待ち続けていた久子さんにあげてください。私は他人の不幸の上に私だけの幸せを築くことはできません。」・・・二人の女性の滅私の愛に弥三郎は揺れた。クラウディアとの身を切られるような別れ。そして、久子との感動の再会・・・・。50年という「時間」を、弥三郎はひたすら自らを「語る」ことで、本物の「人生」へと変えていくのだった。
脚本・演出
鐘下辰男
テーマソング
溝口肇
出演
蜂谷弥三郎・・・佐々木蔵之介
クラウディア・・・斉藤由貴
久子・・・高橋惠子
山西惇、池内万作、村上大樹、小林勝也、すまけい
スタッフ
美術/島次郎 照明/中川隆一 衣裳/小峰リリー 振付/井手茂太 音響/井上正弘
ヘアメイク/佐藤裕子 殺陣/渥美博 演出助手/坂本聖子 舞台監督/小林清隆
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655