若いという時間をもう一度
1988年に初演。ファン待望の作品が、17年ぶりに大阪、高知、広島、北九州で再演されます。
主人公は花粉症に悩まされる青年の春に対する嫌悪感を通して、頼りない青春の時間と実感のない可能性のあり方を検証するものです。作品中で主人公が言う「何だか春は面倒くさい」という言葉が、方向性を見つけられぬ青春の苦い若さとなって表れ、それでも何かを探さずにはいられない衝動は肉体に止まることを許さない。そんな若いという時間をもう一度自分に問う作品です。
作・演出
内藤裕敬
出演
河野洋一郎、藤田辰也、三浦隆志、高本章子、前田晃男、安宅慶太、林夏樹、重定礼子
坂本菜月、木村基秀、福重友、中津美幸、皆川あゆみ、岡ひとみ、鈴木こう、鈴村貴彦
倉重みゆき、手嶋綾乃/内藤裕敬 ほか
スタッフ
舞台監督/永易健介 美術/加藤登美子 照明/皿袋誠路 音響/堤野雅嗣 音楽 /藤田辰也
大道具/(有)アーティスティックポイント 小道具/重定礼子 衣裳/ 高本章子
演出補/河野洋一郎
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655
備考
制作協力/北九州芸術劇場