リーディングセッション第二弾はW・シェイクスピア×松本祐子
北九州芸術劇場では昨年から、演劇界の第一線で活躍する演出家を招き国内外の魅力的な戯曲を用いて、独自の「北九州リーディングシアター『声に出して読むドラマ』シリーズ」を行い、大好評を得ています。その特徴は、役者は脚本を手にしていることだけをルールにどんな演出もありえること、生演奏の音楽とのジョイントであること、本格的な照明や音響が入ることなどです。稽古から本番までを1週間以内に限定して、作り手にもお客様にも演劇のエッセンスを味わっていただこうというこの企画、今年はシリーズタイトルを「北九州芸術劇場リーディングセッション」に改めて三作品をお贈りします。
その第二弾はW・シェイクスピア×松本祐子。シェイクスピアの四大悲劇の一つ『マクベス』を、05年・06年『ピーターパン』や北九州芸術劇場『シアターラボ2006』でもお馴染み、今、最も注目される新進気鋭の演出家、松本祐子が演出します。
プロフィール
演出/松本祐子
1967年生まれ。大阪府出身。文学座付属演劇研究所を経て、97年より座員。99年から文化庁在外研修員として1年間ロンドンにて研修。帰国後、文学座公演、文学座アトリエ公演を中心に活躍。01年「ペンテコスト」で湯浅芳子賞を受賞。主な演出作品に「冬のひまわり」「ホームバディ/カブール」「ガラスの動物園」「てのひらのこびと」(作/鈴江敏郎)「ぬけがら」(作/佃典彦)など。2005年「ピーター・パン」(ホリプロ)の演出に抜擢されるなど、新進気鋭の演出家である。
作
W・シェイクスピア
演出
松本祐子
演奏
おおたゆみこ(アコーディオン)
出演
若松泰弘<マクベス役>
<オーデション合格者>
内山ナオミ(飛ぶ劇場)、奥村泰自(演劇微小集団ふわっとりんどばぁぐ)
木村健二(飛ぶ劇場)、斉藤太志、上瀧征宏(テツ・レボ)、高山力造(village80%)
野口和夫、橋本まゆみ(演劇作業室「紅生姜」)、増本恵美、山口恭子(演劇作業室「紅生姜」)
山下智義(アナロジーナ×アナロジカン)、米倉沙衣子
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655