北九州芸術劇場に、二十一世紀歌舞伎組がやってきます
日本の伝統芸能・歌舞伎を分かりやすく理解してもらうための実技と解説を実施します。あっと驚く面白エピソードを交えた歌舞伎ゼミナールです。
プロフィール
市川笑也(いちかわ えみや)
(屋号・澤瀉屋:昭和34年4月14日生)
国立劇場歌舞伎俳優研修所第5期生。終了後、昭和56年猿之助に入門し、昭和61年スーパー歌舞伎第一作『ヤマトタケル』の<みやず姫>役に、名題下から異例の大抜擢をうけ、その美貌も併せて注目を集めた。今では師匠の相手役を勤めるまでになり一門の女方として定着してきている。
市川猿弥(いちかわ えんや)
(屋号・澤瀉屋:昭和42年8月15日生)
子役としてテレビなどに出演していたが、昭和53年5月京都南座の『加賀見山再岩藤』の志賀市役で歌舞伎の初舞台を踏み、市川猿弥を名乗り猿之助の部屋弟子になる。幼い頃から積み上げてきた基礎も伴って、芝居でも舞踊でもさまざまな役柄を演じている。日本大学芸術学部卒業。
市川笑三郎(いちかわ えみさぶろう)
(屋号・澤瀉屋:昭和45年5月6日生)
岐阜県出身。15才で猿之助に内弟子として入門し、昭和61年の5月中日劇場の『ヤマトタケル』で初舞台を踏む。娘役から奥方役まで若いながらも芸域が広く、歌舞伎座の本公演で幹部俳優休演の際には、代わりに一月間役を務めたこともある。舞踊の自主公演「笑三郎の会」を毎年主催しており、今年は10回目を迎えた。
市川段治郎(いちかわ だんじろう)
(屋号・澤瀉屋:昭和44年1月6日生)
新潟県生まれ。母親の薦めで国立劇場歌舞伎俳優研修所に入り、第9期生となる。終了後、猿之助の弟の市川段四郎に入門した。年を経るごとに、勉強会や本公演でも役に恵まれ、平成6年3月に猿之助の部屋弟子になった。近年は多彩な役柄に恵まれ、平成9年のスーパー歌舞伎『オオクニヌシ』では、全く役処の違う三役を演じている。
作・企画
市川猿之助
出演
市川笑也、市川猿弥、市川笑三郎、市川段治郎 ほか 二十一世紀歌舞伎組
お問い合わせ
北九州芸術劇場
TEL 093-562-2655