北九州芸術劇場の役割

北九州芸術劇場は、“この街に劇場文化を根付かせたい”“この街に生きる人々が劇場文化によって生きる喜びを感じてもらいたい”という思いを込めて2003年に開館しました。 劇場という“場”に人々が集い、舞台芸術を介して“時”を共有し、“心”を通わし震わせていくことではじめて劇場は劇場として役割を担うようになります。そうして育まれた劇場を拠点に私たちは、この街に住むみなさんと一緒に、北九州の豊かな“劇場文化”をつくり、にぎわいあふれる街づくりへの役割を果たしていきたいと思っています。そして、社会の移り変わりと地域の未来を見つめ、この街に劇場があることの意味を常に問い、舞台芸術の可能性を追求していきます。

劇場文化を育み、地域を共につくる

2003年の開館以来、北九州芸術劇場では、北九州に「劇場文化を育む」というミッションの下、「観る」「創る」「育つ」「支える」という4つのコンセプトに沿って、多様な事業を展開しています。

観る

暮らしと人生を彩る多様な舞台作品を届ける

北九州芸術劇場は、老若男女さまざま人々と幅広いジャンルの舞台作品との出会いの劇場です。芸術性の高い作品、エンタテイメント性に富んだ作品、新しい才能の実験的な作品など、国内外より選りすぐりの演劇やダンスの作品をお届けします。多彩な舞台芸術を「観る」体験から得られる感動は新たな発見や驚きをもたらし、人々の暮らしと人生に彩りと刺激を与えてくれることでしょう。

創る

北九州らしいオリジナル作品をつくり、発信する

北九州芸術劇場は、自ら作品を創り、発信する劇場です。舞台芸術の第一線で活躍するアーティストがその才能をいかんなく発揮したり、地域に根ざす俳優やスタッフが切磋琢磨し新たな試みにチャレンジしたり、あるいは市民が参加することで新たな発見を見出したりと、様々な手法によるクリエイション(創作)を行うことで、この街に多くの財産(作品)が生まれています。さらにこの劇場から生まれたオリジナル作品を他都市でも積極的に上演することで、「ものづくり」の街=北九州を発信していきます。

育つ

人と共に育つ、街とともに育つ

北九州芸術劇場は、人を育て、街と共に育つ劇場です。アウトリーチやワークショップなど様々なプログラムを通じて、時に子供たちのコミュニケーション能力を育み、時に地域の抱える課題にも取り組みながら、未来を支える人材を育成します。舞台芸術の力を用いて、より良い地域社会を作る一助となり、この街で暮らす人々の充実した生活づくりに寄り添っていきます。

支える

市民の文化活動をサポートする

北九州芸術劇場は、劇場を借りて使う皆さんを支える劇場です。長年の劇場運営で培った知識と経験をもって、劇場を使用するみなさんが目指すものを、安心安全を第一にサポートしたいと思っています。「あれはだめ、これはできない」と壁をつくるのではなく、「こうすれば実現できますよ」と提案しながら、北九州で文化活動を行う人々の環境づくりを積極的に支援します。

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