北九州のまちなかを劇場に変える。
北九州の街で、沢山の演劇に出会える2日間「ぶらり♪まちなか劇さんぽ」。2018年より好評を博している一般公募の「市民参加リーディング」が、今年から「だれでもリーディング!」に名称を変えてパワーアップします!北九州内外で活躍する演出家、そして期間限定で集まった仲間たちと一週間で作品をつくり上げる刺激的な企画。これまで通り誰でも応募でき、かつ本格的なリーディングにご参加いただけます!俳優活動をされている方や未経験の方、久しぶりに演劇に関わってみたいという方など大歓迎です。
作・演出
穴迫信一
1990年生。2012年に福岡県北九州市でブルーエゴナクを旗揚げ。以降、全作品の作・演出を務める。地域を拠点に国内外に通用する新たな演劇の創造と上演を趣旨として活動。リリック(叙情詩)を組み込んだ戯曲と、発語や構成に渡り音楽的要素を用いた演出手法を元に、〈個人のささやかさ〉に焦点を当てながら世界の在り方を見いだそうとする作風が特徴。
これまでに市場や都市モノレールでのレパートリー作品を製作するなど、地域との共同製作も多数。また2012年より連年京都にて滞在制作を行っており、京都と北九州の複数拠点を目指している。
2018年度ロームシアター京都×京都芸術センターU35創造支援プログラム “KIPPU” 選出。2020年度セゾン文化財団セゾン・フェローΙ。
2019年度の「川をわたる歌のうた」では、出演者の皆さんとの共同制作の中で<思いがけない名作>の誕生を目の当たりにしました。そして、2020年度の「橙のマンション蔦蔓延り、女」は、残念ながらコロナによって上演の機会を奪われてしまいました。ワークショップや事前稽古の度に親睦を深めていたメンバーと、上演まで辿り着けなかったことはいまだに残念な思いでいっぱいです。これまでの2年を振り返るとつくづく演劇は、その一期一会が、その人のこれからに大きな影響を与え得る可能性を秘めているものだなあと感じます。
さて、今回です。決して明るいとは言えない時代だからこそ、あなたの勇気から始まることがきっとあります。ご応募お待ちしています。
備考
主催/北九州劇団代表者会議
協力/北九州芸術劇場