翻訳劇がもっと楽しくなる?! 戯曲の翻訳って、どんな仕事?
今年度のオープンレクチャーは、“舞台の仕事シリーズ”として舞台芸術に関わる様々な仕事を紹介することで、舞台芸術のさらなる魅力に迫る講座をスタートします。
その第一弾は“翻訳”の仕事をピックアップ。『アンチゴーヌ』(2018年蒼井優主演・栗山民也演出)、『カリギュラ』(2007年小栗旬主演・蜷川幸雄演出/2019年菅田将暉主演・栗山民也演出)など、フランス戯曲の翻訳を手掛ける戯曲翻訳家の岩切正一郎さんを講師に迎え、翻訳の仕事や、翻訳劇の魅力についてお話しいただきます。
翻訳家の生の声が聴ける貴重な機会です。ぜひご参加ください。
12/5~12/6実施 地域の担い手育成クラス~ダンス編「ダンスを届ける!」はこちら
12/12実施 舞台技術セミナー「ITネットワークで劇場をつないでみた!何ができる⁈」はこちら
12/18実施 劇場基礎クラス「これからの公共劇場を考える まち×ひと×舞台芸術=⁇」はこちら
オープンレクチャーとは
北九州芸術劇場「劇場塾」では、これからの地域文化の振興を担う人材の育成や人的ネットワークの形成を目的に、舞台芸術分野の専門家を招いた講座やワークショップなどを開催しています。この「オープンレクチャー」では、舞台芸術の旬な話題やより身近な題材をテーマに、地域のみなさんが芸術を深く知り、楽しむきっかけとなるような、多彩な講座を実施しています。
講師
岩切正一郎
【プロフィール】
国際基督教大学(ICU)教授。戯曲翻訳家。手がけた作品に、ラミュ/ストラヴィンスキー『兵士の物語』(演出・山田和也)、アヌイ『ひばり』、カミュ『カリギュラ』(共に演出・蜷川幸雄)、サルトル『アルトナの幽閉者』(演出・上村聡史)、シュミット『謎の変奏曲』(演出・森新太郎)、ラシーヌ『フェードル』、アヌイ『アンチゴーヌ』(共に演出・栗山民也)、他。第15回湯浅芳子賞受賞。
備考
主催/(公財)北九州市芸術文化振興財団
共催/北九州市
助成/文化庁文化芸術振興費補助金
(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
独立行政法人日本芸術文化振興会